71問‐関西広域連合 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「薬の代謝、排泄」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

71問‐薬の代謝、排泄

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「肝機能が低下した人は、正常な人に比べて医薬品の作用がより強く現れ ることがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。代謝が落ちるので、作用が強く現れることがあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「有効成分は、循環血液中へ移行して体内を循環するうちに徐々に代謝を 受けて、体外へ排泄されやすい水溶性の物質に変化することがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 他県では、「水溶性の物質」が「“脂溶性”の物質」に変えられていたので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「体外への排出経路として、汗中や母乳中などもあるが、母乳中への移行は、 乳児に対する作用という点で軽視できない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「薬の作用が持続する原因の一つとして、血漿タンパク質と結合した有効成分が腎臓で濾過されないことが挙げられる」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:消化器系

 62問:呼吸器系

 63問:循環器系

 64問:脾臓及び腎臓

 65問:リンパ系

 66問:感覚器官

 67問:皮膚

 68問:骨組織

 69問:筋組織

 70問:脳や神経系の働き

 71問:薬の代謝、排泄

 72問:薬の吸収、代謝、排泄

 73問:剤形

 74問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解

 75問:医薬品の副作用

 76問:精神神経系に現れる副作用

 77問:消化器系に現れる副作用

 78問:呼吸器系に現れる副作用

 79問:循環器系に現れる副作用

 80問:皮膚に現れる副作用

令和3年度 関西 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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