本問は、「医薬品」の「婦人薬」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「婦人薬は、月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な 諸症状の緩和と、保健を主たる目的とする医薬品であり、更年期障害には用いられない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「更年期障害には用いられない」のところです。
手引きには…、
「その効能・効果として、血の道症、更年期障害、月経異常及びそれ らに随伴する冷え症、月経痛、腰痛、頭痛、のぼせ、肩こり、めまい、動悸、息切れ、手足のしび れ、こしけ(おりもの)、血色不良、便秘、むくみ等に用いられる」
…とあります。
つーか、婦人薬の最初の方の「1)適用対象となる体質・症状」のところに、「更年期障害」の説明があります。
薬の対象だから、更年期障害の説明があるわけですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「月経前症候群とは、月経の約 10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、 頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、抑うつなどの精神症状を主体とするもの をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
薬の対象とする症状も、よく出るようになっています。
テキストを精読しておきましょう。
「約10~3日前」の数字も、チェックしておきましょう。
約10~3日“後”とかに変えられそうです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「人工的に合成された女性ホルモンの一種であるエチニルエストラジオールは、膣粘膜 又は外陰部に適用されるものがあり、適用部位から吸収されて循環血液中に移行する。」ですが、正しい記述です。
「エストラジオール・エチニルエストラジオール」の正しい記述です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって胎児の先天性異常の発生が報告されており、 妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
昔からよく出る禁忌です。
「適正使用」でも出るので、押えておきましょう。
参考:使用しない 女性系
よって、選択肢は、「正」となります。
「適切な組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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