本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤」についての問題です。具体的な名称や薬名が出てこない漢方処方製剤の問題です。総論からの出題なので、取れる問題です。ぜひ、本問は、取れるように勉強しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成 分として独立したものという見方をすべきものである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
こういう記述も出るので、遺漏なく、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬とは明らか に別物である」ですが、正しい記述です。
選択肢の言うように、中医学と本邦の漢方処方製剤は、別物です。
また、韓国の伝統医学の韓医学とも別物です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「用法用量において適用年齢の下限が設けられていない漢方処方製剤は、生後3ヶ月未 満の乳児にも使用することができる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「生後3ヶ月未 満の乳児にも使用することができる」のところです。
手引きには…、
「漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、 生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている」
…とあります。
ド定番の数字なので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「一般の生活者が漢方薬を購入する際には、漢方処方製剤を使用しようとする人の「証」 (体質及び症状)を理解し、その「証」にあった漢方処方を選択することが出来るよう、 医薬品の販売等に従事する専門家が助言を行うことが重要である」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
こういうとアレですが、選択肢のような「正論」のものは、大概が「正」と相なります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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