登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第30問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「高齢者と医薬品」についての問題です。難しいところはありません。テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に取れます。

茨城県 第30問‐高齢者と医薬品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」において、高齢者とは、お およその目安として、 60 歳以上とされている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「60 歳以上」のところです。

 正しくは、「65 歳以上」です。

 「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方 」を一読願います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「高齢者は、生理機能の衰えのほか、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱ま っている場合があり、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「高齢者によくみられる傾向として、医薬品の説明を理解するのに時間がかかる場 合や、細かい文字が見えづらく、添付文書や製品表示の記載を読み取るのが難しい 場合等があり、情報提供や相談対応において特段の配慮が必要である」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が現れにくく、若年時と比べて副作用を生じるリスクは低 くなる。」ですが、誤った記述です。

 んなーこたないですね。

 間違っているのは、「医薬品の作用が現れにくく、若年時と比べて副作用を生じるリスクは低 くなる」のところです。

 正しくは、「医薬 品の作用が強く現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなる」です。

 つーか、リスクが低くなるなら、高齢者が禁忌にならんですよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品

 22問:医薬品のリスク評価

 23問:セルフメディケーション

 24問:医薬品の副作用

 25問:販売時コミュニケーション

 26問:アレルギー

 27問:医薬品の使用

 28問:医薬品の相互作用

 29問:小児と医薬品

 30問:高齢者と医薬品

 31問:妊婦及び授乳婦と医薬品

 32問:プラセボ効果

 33問:医薬品の品質

 34問:一般用医薬品の定義

 35問:一般用医薬品の役割

 36問:購入時確認事項

 37問:健康食品

 38問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 39問:ヒト免疫不全ウイルス(HIV)訴訟

 40問:CJD及びCJD訴訟

令和6年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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