登録販売者茨城県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第35問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「基本知識」の「一般用医薬品の役割」についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。

茨城県第35問‐一般用医薬品の役割

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

解説

　「手引き」には、一般用医薬品の役割として…、

　(1) 軽度な疾病に伴う症状の改善

　(2) 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防（科学的・合理的に効果が期待できるものに限る。）

　(3) 生活の質（ＱＯＬ）の改善・向上

　(4) 健康状態の自己検査

　(5) 健康の維持・増進

　(6) その他保健衛生

　…の「６つ」が記載されています。

　よく出るところなので、テキストを精読しておきましょう。

選択肢a

　選択肢aの「一般用医薬品の役割には、健康状態の自己検査がある。」ですが、正しい記述です。

　先のリストにあります。

　また、「医薬品」で学んだ妊娠検査薬等々を、思い出してください。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防は、一般用医薬品の役割ではない。」ですが、誤った記述です。

　先のリストの「(2) 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防（科学的・合理的に効果が期待できるものに限る。）」にあります。

　「医薬品」で学んだ「高コレステロール改善薬」の「大豆油不鹸化物（ソイステロール）」などの成分を思い出してください。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「乳幼児や妊婦では、通常の成人の場合に比べ、一般用医薬品で対処可能な範囲は限られる。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

　また、「適正使用」では、禁忌に乳幼児や妊婦がありました。

　その分だけ、医薬品の使用が制限されるので、「一般用医薬品で対処可能な範囲は限られる」で、正しいと相なります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「一般用医薬品の使用が、ドーピングに該当することはないため、スポーツ競技者に安心して勧めることができる。」ですが、誤った記述です。

　全体的に間違っています。

　改正論点です。

　手引きには…、

　「スポーツ競技者については、医薬品使用においてドーピングに注意が必要である。」

　「一般用医薬品にも使用すればドーピングに該当する成分を含んだものがあるため、スポーツ競技者から相談があった場合は、専門知識を有する薬剤師などへの確認が必要である」

　…とあります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　当該ドーピングも、そこそこ出るようになっています。テキストを精読しておきましょう。

　なお、かぜ薬を飲み過ぎて、たぶん、メチルエフェドリンがひっかかったマラソン選手のケースがあったように思います。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

基本知識

　38問：サリドマイド及びサリドマイド訴訟

　39問：ヒト免疫不全ウイルス（ＨＩＶ）訴訟

　40問：ＣＪＤ及びＣＪＤ訴訟

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　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

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