34問‐茨城県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「一般用医薬品」についての問題です。どれも代表的な論点なので、きちんと勉強していれば、100%、取れる問題です。取らないといけません。

34問‐一般用医薬品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「重度な疾病に伴う症状の改善は、一般用医薬品の役割である。」ですが、誤った記述です。

 一般用医薬品は、軽度な疾病に伴う症状の改善が目的です。

 重度なものは、「医療用医薬品」の出番です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「体調の不調や軽度の症状等について一般用医薬品を使用して対処した場合であっ ても、一定期間若しくは一定回数使用しても症状の改善が見られない又は悪化した ときには、医療機関を受診する必要がある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。テキストに目を通しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「乳幼児や妊婦等では、通常の成人に比べ、一般用医薬品で対処可能な範囲が限られる。」ですが、正しい記述です。

 「適正使用」には、乳幼児や妊婦等には「使用しない」成分が挙げられています。

 その分だけ、対処可能な範囲が限られている、つまり、薬が使えないケースがあると言えます。

 参考:使用しない 小児

 参考:使用しない 女性系

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品

 23問:医薬品のリスク評価

 24問:健康食品

 25問:医薬品の副作用

 26問:医薬品の不適正な使用と有害事象

 27問:医薬品の相互作用

 28問:医薬品と食品との飲み合わせ

 29問:高齢者

 30問:妊婦等

 31問:プラセボ効果

 32問:医薬品の品質

 33問:一般用医薬品の役割

 34問:一般用医薬品

 35問:コミュニケーション

 36問:販売時確認事項

 37問:薬害

 38問:サリドマイド

 39問:スモン及びスモン訴訟

 40問:HIV訴訟

令和3年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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