本問は、「基本知識」の「高齢者」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「高齢者は持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、医師が経過観察をしてい るため、一般用医薬品を使用しても基礎疾患の症状が悪化することはない。」ですが、誤った記述です。
相互作用等で、当然、基礎疾患の症状が悪化することもあるでしょう。
「適正使用」の「相談すること 高齢者」などを思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「高齢者は医薬品の副作用で口渇を生じた場合、誤嚥 (食べ物等が誤って気管に入 り込むこと)を誘発しやすくなるので注意が必要である」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。そのとおりの記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として 65 歳以上を「高齢者」 としている」ですが、正しい記述です。
憶え方あります。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」を一読をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が現れにくくなるため、若年時と比べて副作用を生じるリスクが低い」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「医薬品の作用が現れにくくなるため、若年時と比べて副作用を生じるリスクが低い」のところです。
正しくは、「医薬品の作用が“強く現れやすく”、若年時と比べて副作用を生じるリスクが“高い”」です。
テキストに目を通しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする