令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「法規」の「一般用医薬品の広告や販売方法」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医師が推薦している旨の広告については、事実に基づくものであれば認められている。」ですが、誤った記述です。
ダメなやつですね。
手引きには…、
「医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告に ついては、一般の生活者の当該医薬品に対する認識に与える影響が大きいことにかんがみて、仮 に事実であったとしても、原則として不適当とされている」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「有効成分が同一であれば、医療用医薬品と同じ効能効果を一般用医薬品でも標榜 できる。」ですが、誤った記述です。
できないです。
手引きには…、
「一般用医薬品と同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能効果をそのまま標榜 することも、 承認されている内容を正確に反映した広告といえない。」
…とあります。
医療用医薬品の成分が使われてます!というと、何だか効きそうに感じますよね。こういう広告もダメってな次第です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「厚生労働大臣が、医薬品の効能・効果に関する虚偽・誇大な広告を行った者に対して、違反 を行っていた期間中における対象商品の売上額に応じた課徴金を納付させる命令を行う課徴 金制度がある。」ですが、正しい記述です。
数字の「違反を行っていた期間中における対象商品の売上額×4.5%」も、押えておきましょう。出題実績があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「キャラクターグッズ等の景品類を提供して医薬品を販売することは、不当景品類及び不当表 示防止法(昭和37年法律第134号)の限度内であれば認められる」ですが、正しい記述です。
景表法の範囲なら、景品を付けるのもOKです。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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