89問‐福島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「化粧品」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。

89問‐化粧品

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品と異なり、不良化粧品や不正表示化粧品の販売は禁止されていない。」ですが、誤った記述です。

 手引きには、「化粧品にあっても、医薬品と同様に、不良化粧品及び不正表示化粧品の販売は禁止されている」とあります。

 まあ、不良化粧品を売っていいわけがないと、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の成分を配合することは、原則認められていない」ですが、正しい記述です。

 “原則的に”、認められていません。

 ただ、手引きには、「例外」として、「配合が認められる場合にあっても、添加物として使用されているなど、薬理作用が期待できない量以下に制限されている」となっています。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「販売業の許可は必要なく、一般小売店において販売することができる。」ですが、正しい記述です。

 化粧品の販売業には、許可が要りません。ですから、コンビニ等でも売れます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「直接の容器又は直接の被包には、「化粧品」の文字の表示は義務付けられていない。」ですが、正しい記述です。

 選択肢の言うように、「化粧品」の文字の表示は義務付けられていません。(テキストには、化粧品の文字の義務云々の記載がないはずです。義務ではないからです。)

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 81問:生物由来製品

 82問:毒薬又は劇薬

 83問:要指導医薬品及び一般用医薬品

 84問:医薬品の販売業

 85問:外箱側面記載事項

 86問:登録販売者

 87問:医薬品の容器外箱等

 88問:医薬部外品

 89問:化粧品

 90問:化粧品の効能効果

 91問:保健機能食品等

 92問:カルシウムの吸収を高める食品

 93問:店舗販売業者

 94問:薬局

 95問:配置販売業

 96問:特定販売

 97問:濫用等のおそれのある医薬品

 98問:適正広告

 99問:一般用医薬品の販売方法

 100問:監督処分

令和3年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする