本問は、「法規」の「適正広告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「スイッチOTCには医療用医薬品と同一の有効成分が使用されていることから、そ の医療用医薬品と同じ効能効果を標榜して販売した。」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「一般用医薬品と同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能効果をそのまま標榜することも、承認されている内容を正確に反映した広告といえない」
…となっていて、「不適切」扱いとなっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「スイッチOTC」ですが、これは、「医療用医薬品において使用されていた有効成分を一般用医薬品において初めて配合したもの」です。
よって、選択肢の「同一の有効成分が使用されている」ウンヌンの記述は、正しいです。
もうそろそろ「スイッチOTC」が正面から問われてもおかしくないので、テキストを精読しておきましょう。
選択肢bの「店舗販売業の漢方処方製剤のコーナーに「天然成分を使用しているので副作用がない」と記載したチラシを掲示した」ですが、誤った記述です。
「副作用がない」という文言は、虚偽誇大な広告に該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「一般用医薬品の広告が掲載されているチラシの同一紙面に健康食品の広告も掲載し、 掲載されている健康食品にも医薬品的な効能効果があるよう工夫した」ですが、誤った記述です。
選択肢の「健康食品にも医薬品的な効能効果がある」ところが、常識的にダメと判断できるかと思います。
手引きには…、
「なお、チラシやパンフレット等の同一紙面に、医薬品と、食品、化粧品、雑貨類等の医薬品ではない製品を併せて掲載すること自体は問題ないが、」
「医薬品でない製品について医薬品的な効能効果があるように見せかけ、一般の生活者に誤認を与えるおそれがある場合には、必要な承認等を受けていない医薬品の広告とみなされることがあり、その場合には法第68条の違反となる」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、前半部分の「一般用医薬品の広告が掲載されているチラシの同一紙面に健康食品の広告も掲載」は、OKです。
選択肢dの「医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広 告については、原則として不適当とされている。」ですが、正しい記述です。
よく出ます!
影響力が大きいため、「仮に事実であったとしても」、選択肢のような広告は、“原則として”不適当となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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