本問は、「法規」の「店舗販売業」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「薬剤師が従事していれば、調剤を行うことができる。」ですが、誤った記述です。
「店舗販売業」では、調剤できません。調剤は、薬局のみです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者は、その店舗に「薬局」の名称を付すことができる。」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものについては、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない」
…とあります。
選択肢のような、店舗販売業者の例外規定はありません。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「店舗管理者として、登録販売者が従事する場合、過去5年間のうち、登録販売者として業務に従 事した期間が2年あることが必要であり、一般従事者としての従事期間は含まれない」ですが、誤った記述です。
一般従事者の期間も、カウントされます。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所設置市又は特別区 の区域にある場合においては、市長又は区長。)の許可を受けた場合を除き、その店舗以外の場所で 業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。店舗管理者は、専任が原則です。
「逆」を言えば、知事の許可さえあれば、他の店の管理もできるってな次第です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「正しいもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
101問:医薬品医療機器等法第1条・・・「ふつう」。
102問:医薬品の定義と範囲・・・「やや難」。
103問:登録販売者の行政手続・・・「ふつう」。
104問:一般用医薬品及び要指導医薬品・・・「ふつう」。
105問:毒薬及び劇薬・・・「ふつう」。
106問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。
107問:容器被包記載事項・・・「ふつう」。
108問:医薬部外品・・・「ふつう」
109問:マーク・・・「ふつう」。
110問:保健機能食品等・・・「ふつう」。
111問:薬局及び医薬品の販売業・・・「ふつう」。
112問:薬剤師不在時間・・・「ふつう」。
113問:店舗販売業・・・「ふつう」。
114問:配置販売業・・・「ふつう」。
115問:リスク区分に応じた陳列・・・「ふつう」。
116問:掲示事項・・・「ふつう」。
117問:書面記載事項・・・「ふつう」。
118問:医薬品の広告・・・「ふつう」。
119問:監視指導及び処分・・・「ふつう」。
120問:医薬品の販売方法・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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