本問は、「監督処分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
1の「構造設備の改善命令」ですが、監督処分の1つです。
テキストで確認しておきましょう。
こうした次第で、選択肢の「1」は、「正」と相なります。
2の「業務停止命令」ですが、監督処分の1つです。
こうした次第で、選択肢の「2」は、「正」と相なります。
3の「薬剤師又は登録販売者の解雇命令」ですが、こういうのは、監督処分に見当たりません。
人事に関する命令としては、「管理者の変更命令」はありますが、薬剤師や登録販売者を対象としたものはありません。
まあ、私人の営業活動に、直に口出す「解雇命令」は、あまりに強い公権力の行使なので、この点でも、ヘンだなーと判断できるはずです。
こうした次第で、選択肢の「3」は、「誤」と相なります。
4の「廃棄・回収命令」ですが、監督処分の1つです。
必要があれば、厚生労働大臣・都道府県知事は、不正表示医薬品、不良医薬品、無承認無許可医薬品等について、廃棄・回収命令を出すことができます。
テキストで確認しておきましょう。
こうした次第で、選択肢の「4」は、「正」と相なります。
5の「管理者の変更命令」ですが、監督処分の1つです。
都道府県知事は、薬局の管理者又は店舗管理者若しくは区域管理者が、管理者として不適当なら、その薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して、その変更を命ずることができます。
こうした次第で、選択肢の「5」は、「正」と相なります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
「誤っているもの」は、「3」と相なります。
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
101問:薬機法一般・・・「ふつう」。
102問:医薬品の定義、範囲及び取扱い・・・「ふつう」。
103問:要指導医薬品及び一般用医薬品・・・「ふつう」。
104問:毒薬及び劇薬・・・「ふつう」。
105問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。
106問:医薬品の容器・・・「ふつう」。
107問:医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。
108問:化粧品の効能効果・・・「難」
109問:保健機能食品等・・・「ふつう」。
110問:薬局の開設及び販売業の許可・・・「ふつう」。
111問:配置販売業・・・「ふつう」。
112問:リスク区分に応じた情報提供・・・「ふつう」。
113問:陳列・・・「ふつう」。
114問:店舗販売業・・・「ふつう」。
115問:特定販売・・・「ふつう」。
116問:広告・・・「ふつう」。
117問:適正広告基準1・・・「ふつう」。
118問:適正広告基準2・・・「ふつう」。
119問:医薬品の販売方法・・・「ふつう」。
120問:監督処分・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする