本問は、「適正広告基準」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
アの「販売広告に特定商品の名称と価格が特記表示されていることをもって直ちに不適当とみなされることはない。」ですが、正しい記述です。
選択肢のいうように、「販売広告に特定商品の名称と価格が特記表示されている」だけで、不適当とはなりません。
ドラッグストア等のチラシには、ふつうに商品名と価格が表示されています。不適当ではないからです。
よって、選択肢の「ア」は、「正」と相なります。
イの「公的機関が推薦している旨の広告は、一般の生活者が正しく認識できるため、不適当とみなされることはない。」ですが、誤った記述です。
医薬関係者や公的機関、その他の団体等が医薬品を推薦するのは、影響が大きいため、原則として「不適当」となっています。
よって、選択肢の「イ」は、「誤」と相なります。
ウの「医薬品について食品的又は化粧品的な用法が強調されているようなチラシやパンフレットは、不適正な広告とみなされることがある。」ですが、正しい記述です。
医薬品を、食品的・化粧品的にアピールすると、過度の使用や、無用な使用に繋がることになるので、「不適当」となっています。
よって、選択肢の「ウ」は、「正」と相なります。
エの「商品名を連呼する音声広告や、生活者の不安を煽って購入を促す広告等、医薬品が不必要な人にまで使用を促したり、安易な使用を促すおそれがあるものについては、保健衛生上の観点から必要 な監視指導が行われている。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。まあ、常識的に、判別できるかと思います。
よって、選択肢の「エ」は、「正」と相なります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、「2」と相なります。
正解:2
101問:薬機法一般・・・「ふつう」。
102問:医薬品の定義、範囲及び取扱い・・・「ふつう」。
103問:要指導医薬品及び一般用医薬品・・・「ふつう」。
104問:毒薬及び劇薬・・・「ふつう」。
105問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。
106問:医薬品の容器・・・「ふつう」。
107問:医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。
108問:化粧品の効能効果・・・「難」
109問:保健機能食品等・・・「ふつう」。
110問:薬局の開設及び販売業の許可・・・「ふつう」。
111問:配置販売業・・・「ふつう」。
112問:リスク区分に応じた情報提供・・・「ふつう」。
113問:陳列・・・「ふつう」。
114問:店舗販売業・・・「ふつう」。
115問:特定販売・・・「ふつう」。
116問:広告・・・「ふつう」。
117問:適正広告基準1・・・「ふつう」。
118問:適正広告基準2・・・「ふつう」。
119問:医薬品の販売方法・・・「ふつう」。
120問:監督処分・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
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