102問‐福岡県 H30年度（2018年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、医薬品の定義、範囲及び取扱いについての問題です。難しいところはありません。が、ひっかかりやすいものが多いので、テキストの精読は必須です。
101問‐医薬品の定義、範囲及び取扱い
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説：１
１の「日本薬局方に収められているものはすべて医薬品に該当する。」ですが、正しい記述です。
「すべて」にひっかからないでください。
「医薬品」の定義に、「日本薬局方に収められている物」があります。
よって、選択肢は、「正」と相なります。
解説：２
２の「疾病の診断、治療又は予防に使用されることを目的とする検査薬や殺虫剤、器具用消毒薬のように、人の身体に直接使用されないものも医薬品に含まれる。」ですが、正しい記述です。
「医薬品」のところで、殺虫剤や検査薬、消毒薬を勉強したことを思い出せば、判別できるはずです。
言うまでもなく、それらが「医薬品」であるから、登録販売者で勉強するわけです。
よって、選択肢は、「正」と相なります。
解説：３
３の「やせ薬を標榜したもの等の無承認無許可医薬品は医薬品に含まれない。」ですが、誤った記述です。
混乱するかもしれませんが、「無承認無許可医薬品」も「医薬品」に含まれます。
んなもんで、「無承認無許可医薬品」は、「医薬品」扱いとなり、「法規制」の対象となるわけです。
逆を言えば、法規制するために、「無承認無許可医薬品」を「医薬品」に含めているわけです。法規制の対象でないなら、取り締まれなくなります。
よって、選択肢は、「誤」と相なります。
解説：４
４の「製造販売元の製薬企業、製造業者のみならず、薬局及び医薬品の販売業においても、不正表示医薬品は、販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で製造し、輸入し、貯蔵し、若しくは陳列 してはならない。」ですが、正しい記述です。
まあ、常識的に考えれば、大丈夫なはずです。
よって、選択肢は、「正」と相なります。
答え
「１」は「正」です。
「２」は「正」です。
「３」は「誤」です。
「４」は「正」です。
「誤っているもの」は、「3」と相なります。
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
法規
101問：薬機法一般・・・「ふつう」。
102問：医薬品の定義、範囲及び取扱い・・・「ふつう」。
103問：要指導医薬品及び一般用医薬品・・・「ふつう」。
104問：毒薬及び劇薬・・・「ふつう」。
105問：一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。
106問：医薬品の容器・・・「ふつう」。
107問：医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。
108問：化粧品の効能効果・・・「難」
109問：保健機能食品等・・・「ふつう」。
110問：薬局の開設及び販売業の許可・・・「ふつう」。
111問：配置販売業・・・「ふつう」。
112問：リスク区分に応じた情報提供・・・「ふつう」。
113問：陳列・・・「ふつう」。
114問：店舗販売業・・・「ふつう」。
115問：特定販売・・・「ふつう」。
116問：広告・・・「ふつう」。
117問：適正広告基準1・・・「ふつう」。
118問：適正広告基準2・・・「ふつう」。
119問：医薬品の販売方法・・・「ふつう」。
120問：監督処分・・・「ふつう」。
H30 福岡県 科目別
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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