令和5年度(2023年度)北海道 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「相談すること‐基礎疾患」についての問題です。「相談すること」なので、難しいです。ただ、設問には、定番の成分もそこそこあるので、選択肢は絞れるはずです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはして、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢1の「甲状腺機能障害 ― ジプロフィリン」ですが、正しい記述です。
選択肢の「ジプロフィリン」ですが、選択肢の「甲状腺機能障害」のほか「てんかん」も、「相談すること」です。
当該ジプロフィリンは、「相談すること」では、ド定番成分なので、ガチ暗記しましょう。
本問は、正解しないとダメです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「心臓病 ― 硫酸ナトリウム」ですが、正しい記述です。
理由は、「血液中の電解質のバランスが損なわれ、心臓の負 担が増加し、心臓病を悪化させるおそれがあるた め」です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「糖尿病 ― マオウ」ですが、正しい記述です。
理由は、「肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させ る作用があり、糖尿病の症状を悪化させるおそれ があるため」です。
当該マオウは、生薬なわけですが、「使用しない 生薬」や「相談すること 生薬 」も参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「てんかん ― 合成ヒドロタルサイト」ですが、誤った記述です。
「てんかん」で「相談すること」なのは、選択肢1で見た「ジプロフィリン」のみです。
ガチで押えておきましょう。
なお、「合成ヒドロタルサイト」で「相談すること」なのは、「腎臓病」です。
理由は、「過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アル ミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれ があるため。」と…、
「使用する場合には、医療機関において定期的に血 中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォ スファターゼ等の測定を行う必要があるため。」です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「腎臓病 ― アルジオキサ」ですが、正しい記述です。
「アルジオキサ」は、「腎臓病」の人が、「相談すること」となっています。
理由は、先の選択肢4の「合成ヒドロタルサ イト」と同じです。
ちなみに、両社とも、アルミニウム入りです。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
よって…、
「誤っているもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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