登録販売者愛知県過去問＋解説令和7年度（2025年度）午後第32問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「法規」の「リスク区分に応じた情報提供」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。

愛知県午後第32問‐リスク区分に応じた情報提供

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

選択肢1

　選択肢１の「第１類医薬品を購入しようとする者から説明を要しない旨の意思の表明があり、薬剤師が、当該第１類医薬品が適正に使用されると認められると判断した場合には、必要な情報を提供せずに販売することが認められている。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　第１類医薬品の場合、情報提供の省略が可能のときがあります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

　選択肢２の「第１類医薬品を販売する場合には、医薬品の販売に従事する薬剤師に、対面により、必要な情報提供を行わせていれば、書面を用いて情報提供を行わせなくてもよい。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「書面を用いて情報提供を行わせなくてもよい」のところです。

　そんな規定ないですね。

　書面を用いた情報提供を義務づけられていて、その例外規定はないです。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

　選択肢３の「指定第２類医薬品を販売する場合には、医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に、禁忌事項等について書面を用いて情報提供させなければならない。」ですが、誤った記述です。

　「指定第２類医薬品」ですが、これも、「第２類医薬品」です。

　第２類医薬品の場合、情報提供は努力義務です。「必要な情報を提供させるよう努めなければならないとされている」ですね。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

　選択肢４の「第３類医薬品を購入しようとする者から相談があった場合には、医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に、必要な情報を提供させることが望ましいものの、特に法令上規定は設けられていない。」ですが、誤った記述です。

　違うやつですね。

　相談応需は、第３類医薬品でも義務です。

　第３類医薬品の場合、“情報提供”が「特に法令上規定は設けられていない。」です。

　しっかり整理して押えておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「1」は「正」です。

　「2」は「誤」です。

　「3」は「誤」です。

　「4」は「誤」です。

　「正しいもの」は、

　正解：1

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

法規

　午後21問：医薬品の定義

　午後22問：一般用医薬品及び要指導医薬品

令和7年度愛知県科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和7年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（午後第1～第20問）

　・薬事に関する法規と制度（午後第21～第40問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（午後第41～第60問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

　登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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