登録販売者:胃腸に作用する薬 その他の消化器官用薬 浣腸薬(b)坐剤

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第3章「胃腸に作用する薬」の「その他の消化器官用薬」の「浣腸薬」の「(b)坐剤」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。

インデックス

  1. 手引き抜粋‐浣腸薬(b)坐剤
  2. コメント・ポイント
  3. 成分以外へのリンク
  4. カタカナ成分へのリンク

手引き抜粋‐浣腸薬(b)坐剤

 「その他の消化器官用薬」の「浣腸薬」の「(b)坐剤部分」は、以下のようになっています。

 「(b) 坐剤

 【用法に関連した注意】

 「坐剤の用法に関連した注意に関する出題については、以下の内容から作成のこと。」

 「① 柔らかい場合には、しばらく冷やした後に使用する。また、硬すぎる場合には、柔らかくなった後に使用する。無理に挿入すると直腸粘膜を傷つけるおそれがある。」

 「② 坐剤を挿入した後すぐに排便を試みると、坐剤が排出されて効果が十分得られないことから、便意が強まるまでしばらく我慢する。」

 「配合成分としては、ビサコジルのほか、炭酸水素ナトリウム等も用いられる。」

 「ビサコジルに関する出題については、Ⅲ-2(腸の薬)を参照して作成のこと。」

 「瀉下薬の有効成分として内服でも用いられるが、誤って坐剤を服用することのないよう留意される必要がある。」

参照規定

 「ビサコジル」に「Ⅲ-2(腸の薬)を参照」という参照規定があります。

 時間に余裕のある方は、「大腸刺激性瀉下成分」の「ビサコジル」も、参考にしてください。

配合成分

 坐剤の配合成分は、以下の通りです。

 ・ビサコジル

 ・炭酸水素ナトリウム

コメント・ポイント‐浣腸薬(b)坐剤

 「その他の消化器官用薬」の「浣腸薬」の「(b)坐剤」ですが、そう注意するものはありません。

 常識的な内容なので、一読してその内容を理解しておけば、大丈夫かと思います。

 たとえば、「硬い坐剤を無理して入れろ」とか「坐剤を入れた後にすぐに排便を試みよ」などは、常識的にダメだとわかりますよね。

 強いて注意すべきは、「(ビサコジルは、)瀉下薬の有効成分として内服でも用いられるが、誤って坐剤を服用することのないよう留意される必要がある。」のところくらいでしょうか?

 そら、坐剤を飲んだらダメですよねー。

 当該坐剤も、成分の方の出題が多いので、そっちに尽力してください。

 「(b)坐剤」は、以上で終わります。

成分以外へのリンク

インデックス

浣腸薬 総論・前文

浣腸薬(a)注入剤

浣腸薬(b)坐剤

駆虫薬 総論・前文

駆虫薬 配合成分

カタカナ成分へのリンク

浣腸薬

 グリセリン

 ソルビトール

 ビサコジル

 炭酸水素ナトリウム

駆虫薬

 サントニン

 カイニン酸

 ピペラジンリン酸塩

 パモ酸ピルビニウム

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