令和4年度の手引き改正により、削除されています。もう、試験には出ませんが、以下の記事は、アーカイブとして保存しております。カサントラノールは、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「大腸刺激性瀉下成分」に配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
令和4年度の手引き改正により、当該成分は、手引きから削除されています。
もう試験には出ないので、憶えないようにしてください!
以下は、記録的・アーカイブ的なものとして、参考にしてください。
ご存じのように、「カサントラノール」は、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「大腸刺激性瀉下成分」に登場します。
当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。
当該成分は、「大腸刺激性瀉下成分」が頻出のため、どれも手が抜けません。
「適正使用」の「使用(服用)しない」等の論点もあります。
最近では、マイナーな成分も出るようになっているので、優先順位は「高い」です。
当該成分は…、
① カサントラノールは、構成生薬に「ダイオウ」を含むため、成分の一部が乳汁中に移行し、胎児に下痢が生じるおそれがある。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「カサントラノールは、構成生薬に「ダイオウ」を含むため、成分の一部が乳汁中に移行し、胎児に下痢が生じるおそれがある」ですが、そのとおりの記述です。
そのため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用期間中の授乳を避けることになっています。
よって、①は、「○」となります。
当該「使用を避ける」は、「センノシド」にもあります。固有論点なので、いっしょに押えておきましょう。
「大腸刺激性瀉下成分」に共通するのは、「大量使用を避ける」です。腸管の炎症や腹痛を引き起こすおそれがあります。
「大腸刺激性瀉下成分」には、腸の急激な動きに刺激され、流産・早産を併発するおそれがあります。
先のポイントと被るものもありますが、「適正使用」用のまとめです。
「適正使用」にて、固有事項があるので、押さえておくべきです。
なお、当該成分は、「使用(服用)しない」には登場しますが、「相談すること」には出てきません。
「カサントラノール」ですが、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」となっています。
「理由」は、「乳児に下痢を起こすおそれがあるため。」です。
「医薬品」でも問われる定番事項なので、キッチリと押えておきましょう。
参考:女性系
「カサントラノール」には、固有の論点があります。
それは、「大量に使用(服用)しないこと」です。
「“大量に”」という文言が付与されるのは、「センナ、センノシド、ダイオウ、カサントラノール、ビサコジル、ピコスルファートナトリウム等の刺激性瀉下成分」等のみです。
出題実績あります。他の成分ともども、押えておきましょう。
「理由」は、「腸管粘膜への刺激が大きくなり、腸管粘膜に炎症を生じるおそれがあるため」です。
「理由」が問題文になることが多いです。
たとえば、「腸管粘膜に炎症を生じるおそれがあるので、大量に使用してはならない成分はどれか?」的な感じです。
一読しておきましょう。
参考:特徴系+その他
「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「大腸刺激性瀉下成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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