ラクトミン‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 ラクトミンは、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」に配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「整腸成分

 「腸内細菌のバランスを整えることを目的として、」

 「ビフィズス菌、アシドフィルス菌、ラクトミン、乳酸菌、酪酸菌等の生菌成分が用いられる。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「ラクトミン」は、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」に登場します。

 市販薬には、「 【第3類医薬品】ビオフェルミン健胃消化薬錠 160錠 」などがあります。

 当該成分は、ほとんど試験に出ません。

 しかし、頻出ではないにせよ、選択肢の1つに出ることもあります。

 たとえば、「東京都 R3 第104問」です。

 「適正使用」の問題ですが、当該ラクトミンが選択肢に登場しています。初見時は、ビックリしました。

 近年では、マイナー成分が正面から問われることがあるので、チェックしておきましょう。

 優先順位は、「ふつう」です。

過去問○×問題

 当該成分は…、

 ① ラクトミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として用いられる。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「ラクトミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として用いられる」ですが、誤った記述です。

 問題文の言う「腸粘膜をひきしめる」うんぬんの作用があるのは、「収斂成分(止瀉成分)」で、「次没食子酸ビスマス」などが該当します。

 ラクトミンは、「整腸成分」の「生菌成分」です。

 よって、①は、「×」となります。

試験ポイント

 先述したように、「整腸成分」は、あまり試験に出ません。

 基本の「成分‐名称」と、「腸内細菌のバランスを整える」を押さえておけば、十分かと思います。

 このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、ざっと見直してください。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「 【第3類医薬品】ビオフェルミン健胃消化薬錠 160錠 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」へのリンクです。

 ビフィズス菌

 アシドフィルス菌

 ラクトミン

 乳酸菌

 酪酸菌

 トリメブチンマレイン酸塩

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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