本問は、リスク区分についての問題です。難しいところはありません。基礎や基本ばかりの出題です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
「a」の「第二類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を「指定第二類医薬品」としている。」ですが、正しい記述です。
「指定第二類医薬品」の定義は、「第二類医薬品のうち、特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」となっています。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「第三類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるが、副作用等により身体の変調・不調が起こるおそれはある。」ですが、正しい記述です。
第二・第三類医薬品とはいえ、副作用の恐れはあります。んなもんで、登録販売者制度が設けられている、ってな次第です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「c」の「第三類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるため、第二類医薬品に分類が変更されることはない。」ですが、誤った記述です。
日常生活に支障を来す程度の副作用を生じるおそれがあることが明らかとなった場合など、相応の事態が生じれば、第三類医薬品でも、第一類や第二類に区分が変更されます。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「d」の「第一類医薬品には、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがあるすべての一般用医薬品が指定される」ですが、誤った記述です。
選択肢には、「すべて」という極端な表現があるので、ここで、「×」と、判別できます。
参考:「すべて」と「のみ」のある選択肢に注意する‐登録販売者
なお、真面目な解説ですが、第一類医薬品の定義は、「その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうちその使用に関し特に注意が必要なものとして、厚生労働大臣が指定するもの」となっています。
特定の「指定されたもの」が第一類医薬品です。「すべて」ではありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
41問:目的定義・・・「ふつう」。
42問:販売従事登録・・・「ふつう」。
43問:要指導医薬品及び一般用医薬・・・「ふつう」。
44問:毒薬劇薬・・・「ふつう」。
45問:リスク区分・・・「ふつう」。
46問:容器・被包の記載事項・・・「ふつう」。
47問:医薬部外品と化粧品・・・「ふつう」。
48問:食品・・・「難」。
49問:薬局及び販売業・・・「ふつう」。
50問:薬局・薬剤師不在時間・・・「ふつう」。
51問:店舗販売業・・・「ふつう」。
52問:配置販売業・・・「ふつう」。
53問:情報提供・・・「ふつう」。
54問:医薬品の陳列・・・「ふつう」。
55問:掲示板の掲示事項・・・「ふつう」。
56問:特定販売・・・「ふつう」。
57問:濫用等のおそれのある医薬品・・・「ふつう」。
58問:広告規制・・・「難」。
59問:広告・・・「ふつう」。
60問:監督処分・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする