本問は、「副作用救済制度」についての問題です。「生物由来製品感染等被害救済制度」が出ています。今後の登場も予測されるので、テキストで押えておきましょう、そのほかは、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「生物由来製品感染等被害救済制度は、2004年4月1日以降に生物由来製品を適正に使用したにもかかわらず、それにより生じた感染等による疾病、障害又は死亡について、医療費等の給付が行われる制度である。」ですが、正しい記述です。
その通りです。
大丈夫だと思いますが、「適正に使用したにもかかわらず」のところは、注意です。
あまり出ない論点でしたが、このように出題されたので、今後に備えて、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。
bの「(独)医薬品医療機器総合機構は、国や製薬企業からの委託を受けて、裁判上の和解が成立したスモン患者に対する健康管理手当や介護費用の支払業務も行っている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
cの「医薬品副作用被害救済制度は、製品不良等の製薬企業に損害賠償責任がある場合の健康被害についても救済対象になる。」ですが、誤った記述です。
製品不良のメーカーが賠償すればいいだけです。医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
救済制度は、あくまで「適正な使用」がベースです。
ブログの「副作用被害救済制度の対象外の憶え方+語呂合わせ」も、一読願います。
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
「無承認無許可医薬品や個人輸入により入手された医薬品による健康被害については、救済制度の対象から除外されている。」ですが、正しい記述です。
よく出ます。一般用検査薬など、対象外のケース・物を、テキストで押えておきましょう。
先に紹介した「副作用被害救済制度の対象外の憶え方+語呂合わせ」も、参考にしてください。
「d」は「正」です。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
101問:添付文書・・・「ふつう」。
102問:添付文書‐使用上の注意・・・「ふつう」。
103問:添付文書‐成分・分量・・・「ふつう」。
104問:保管・取扱い・・・「ふつう」。
105問:使用期限・・・「ふつう」。
106問:外箱の記載事項・・・「ふつう」。
107問:副作用情報の処置・・・「ふつう」。
108問:製造販売業者の安全性評価・・・「ふつう」。
109問:安全性情報報告制度・・・「ふつう」。
110問:副作用救済制度1・・・「ふつう」。
111問:副作用救済制度2・・・「ふつう」。
112問:副作用救済制度3・・・「ふつう」。
113問:啓発活動・・・「ふつう」。
114問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
115問:イブプロフェン‐服用しないこと・・・「ふつう」。
116問:透析療法‐服用しないこと・・・「ふつう」。
117問:アスピリン‐してはいけないこと・・・「ふつう」。
118問:乗り物・機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。
119問:1週間継続して服用しないこと・・・「ふつう」。
120問:相談すること・・・「やや難」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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