24問‐令和2年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第24問は、「高齢者等移動円滑法」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

24問‐高齢者等移動円滑法

 

 (クリックして拡大。)

難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 確実に1点としたい問題です。取りましょう!

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

選択肢1

 選択肢1の「この法律の基本理念のーつとして、この法律に基づく措置は、全ての国民が年齢、障害の有無その他の事情によって分け隔てられることなく共生する社会の実現に資することを旨として、行われなければならないと示されている。」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 まあ、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「建築主等とは、建築物の建築をしようとする者又は建築物の所有者をいい、管理者や占有者は含まれない。」ですが、誤った記述です。

 条文には、「建築物の建築をしようとする者又は建築物の所有者、管理者若しくは占有者をいう。 」とあります。

 法律の立法趣旨からすれば、管理者や占有者も含めるべきでしょう。たとえば、スロープを設計しても、そこに自転車や荷物があれば、移動が円滑になりません。

 管理者・占有者も含めておけば、彼らは、それらを撤去できたりしますね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「共同住宅は、特別特定建築物には該当しない。」ですが、正しい記述です。

 マンションや共同住宅は、「特定建築物」です。

 特定ではありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「建築物特定施設には、廊下や階段などが含まれる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 本問は、「誤ったものはどれか?」ですので…

 正解:2

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「管業「法令上の制限」の「税法」の過去問リスト」を、活用ください。

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

 過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。

 予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。

民法入門

 民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。

 お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい」です。

会計・仕訳問題

 苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。

 時間があるなら、いっそのこと、簿記3級で勉強します。100%取れるようになります。簿記3級は、2週間あればマスターできます。

 独学向けの教材は、テキストと問題集が一緒になった「スッキリわかる 日商簿記3級」で勉強すれば、まず間違いなく「1点」取れるようになります。

PDF過去問演習

 また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。

管理業務主任者のこまごましたもの

 管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。

みんなとシェアする