リュウタン‐「り」の付く生薬：登録販売者
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用（通称：医薬品）」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページで述べるのは、「リュウタン」です。「リュウノウ」は、健胃成分なので憶えやすいです。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
インデックス
おさらい
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「リュウタンは、リンドウ科のトリリンドウなどの根および根茎を基原とする。」
「苦味による健胃が期待される。」
…以上です。
ちなみに、基原のトリリンドウは、こんなものです。
淡い紫色のきれいな花です。基原までは試験に出ないでしょうが、一見する価値はあるように思います。
傾向と対策、優先順位
「リュウタン」は、あまり試験にはでませんが、「健胃成分」の一環として、顔を出す可能性はあります。
よって、優先順位は、「やや高い」です。
まあ、憶え方があるので、そちらで済ませてください。
なお、当該生薬が配合された市販薬には、「
【第2類医薬品】ユンケルゾンネロイヤル 120錠
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
過去問○×問題
当該生薬は…、
「リュウタン －－－ 香りによる健胃」
…といった感じに出題されています。
解説
設問の「リュウタン －－－ 香りによる健胃」ですが、誤った記述です。
「リュウタン」は、「苦味による健胃」です。
こんな次第で、解答は、「×」と相なります。
さて、憶え方ですが、「リュウタン」は、漢字で書くと、「竜胆」です。
「胆」は、臥薪嘗胆の『胆』で、苦い奴です。
ここまで追えば、「リュウタン‐苦味による健胃」が頭に入るかと思います。
ところで、医薬品の成分には、「利胆成分」として、「胆汁末」や「動物胆」などがあるので、「胆」つながりで一緒に押えると、効率がいいです。
補足
健胃成分には、「味（苦味）」と「嗅覚（香り）」の２系統があり、本試験では、「ひっかけ」問題が多発しています。
出題者は、受験生の誤読・読み飛ばしを突いてくるので、注意してください。
なお、健胃成分には、語呂合わせがあります。
「苦味の健胃成分‐ゲンチアナ・オウバク・オウレン・センブリ・リュウタン・ユウタン‐登録販売者 生薬の語呂あわせ」をば、一読ください。
空白問題
暗記用に、空白問題を出しておきます。
リュウタン --- 「○りによる○○」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
生薬リンク
「ら行」の生薬へのリンクです。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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