「ら」の付く生薬は、「ラタニア」の1つです。数が少ないので、さくさくと暗記作業を済ませられます。疲れていないときに。ラタニアは、押えておいて損はないです。
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「ラタニアは、クラメリア科のクラメリア・トリアンドラ及びその同属植物の根を基原とする。」
「咽頭粘膜を引き締める(収斂)作用により、炎症の寛解を促す効果が期待される。」
…以上です。
基原の「クラメリア・トリアンドラ」ですが、さすがに試験に出ることはないでしょう。
「ラタニア」の基原は、無視してよいかと思います。
「ラタニア」は、頻出の生薬ではないですが、それでも、出ることにはでます。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、優先順位は、「ふつう」です。
余裕があれば、押えておきましょう。
なお、当該生薬が配合された市販薬には、「 【第3類医薬品】アセス 160g 」などがあります。
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
当該生薬は…、
「ラタニア --- 緊張や興奮を鎮める」
…といった感じに出題されています。
設問の「ラタニア --- 緊張や興奮を鎮める」ですが、誤った記述です。
「ラタニア」は、おともだちの「ミルラ」と同じ作用があり、「咽頭粘膜を引き締める(収斂)」作用が期待されています。
参考:ミルラ
当該ラタニアは、うがい薬や歯槽膿漏薬に配合されています。
“どういう薬に入っているか?”から、憶えてください。先の市販薬を見るのも一手です。
なお、問題文の言う、緊張や興奮を鎮める生薬は、「レイヨウカク」や「カノコソウ」です。
よって、「誤」となります。
「ラタニア」ですが、「歯槽膿漏薬」の生薬でもあります。
同じ歯槽膿漏薬の生薬の「カミツレ」が「難問」として、出題されています。
「福岡県 R2 第91問」の選択肢「イ」なのですが、「内服‐外用」が問われています。
こういう出題もあるので、傾向把握の一環として、「ラタニア・・・歯槽膿漏薬・・・外用」と、押えておきましょう。
参考:カミツレ
暗記用に、空白問題を出しておきます。
ラタニア --- 「○○作用」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「ら行」の生薬へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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