登録販売者の「医薬品」の「第2節‐呼吸器官に作用する薬」の「鎮咳去痰」と「喉の痛み」に登場する「漢方処方製剤」の体力規定(虚実)・構成生薬・まれ重篤副作用の語呂合わせを「逆引き」できるようにしたページ。やや上級者用。
「鎮咳去痰」の「体力規定(虚実)」の語呂合わせです。「逆引き」です。
『門の下。』ですが、「麦門冬湯」の体力規定(虚実)の語呂合わせです。
「麦門冬湯」の体力規定(虚実)は、「体力中等度以“下”」です。
これまた、「かぜ」の語呂の再利用です。
語呂の詳細ですが…、
「門」は、「麦“門”冬湯」です。
「下」は、「体力中等度以“下”」に係っています。
『飢えた虎。』ですが、「五虎湯」の体力規定(虚実)の語呂合わせです。
「五虎湯」の体力規定(虚実)は、「体力中等度以“上”」です。
語呂の詳細ですが…、
「飢え」は、「体力中等度以“上”」です。
「虎」は、「五“虎”湯」です。
なお、この語呂は、後述する「喉の痛み」の「白虎加人参湯丸」でも使います。
「鎮咳去痰」の「構成生薬」の語呂合わせです。「逆引き」です。
『ご飯なし』ですが、「鎮咳去痰」の「構成生薬がない」語呂合わせです。
「鎮咳去痰」の漢方で、「構成生薬がない」のもの、つまり、カンゾウ・ダイオウ・マオウが入っていないものは、「半夏厚朴湯」だけです。
この語呂は、「かぜ」と「鎮痛」の語呂の再利用です。
語呂の詳細ですが…、
「ご」は、「呉茱萸湯(“ご”しゅゆとう)」です。
「飯」は、「半夏厚朴湯(“はん”げこうぼくとう)」です。
「なし」は、「構成生薬“なし”」です。
なお、「呉茱萸湯」は、「鎮痛」の漢方です。
んで、「半夏厚朴湯」は、「かぜ」の漢方でもあります。
『甘い麦』ですが、「鎮咳去痰」の「麦門冬湯」の「カンゾウ入り」の語呂です。
本試験では、なぜか、当該「麦門冬湯」の構成生薬の「カンゾウ入り」が問われるので、別枠で作った次第です。
なお、「麦門冬湯」ですが、「かぜ」の漢方でもあります。「かぜ」の方でも同じ「カンゾウ入り」です。
「鎮咳去痰」の「まれ重篤副作用」の語呂合わせです。「逆引き」です。
『再々、再度の膀胱炎』ですが、この語呂は、「柴朴湯」のまれ重篤副作用の「膀胱炎症状」を現します。
これまた、「かぜ」で使った語呂の再利用です。
語呂の詳細ですが…、
「再」は、「小柴胡湯(しょう“さい”ことう)」です。
「々」は、「柴胡桂枝湯(“さい”こけいしとう)」です。
「再度」は、「柴朴湯(“さい”ぼくとう)」です。
「膀胱炎」は、そのまんま「膀胱炎症状」です。
『再々、再度の膀胱炎』ですが、この語呂は、「柴朴湯」のまれ重篤副作用の「膀胱炎症状」を現します。
これまた、「かぜ」で使った語呂の再利用です。
語呂の詳細ですが…、
「再」は、「小柴胡湯(しょう“さい”ことう)」です。
「々」は、「柴胡桂枝湯(“さい”こけいしとう)」です。
「再度」は、「柴朴湯(“さい”ぼくとう)」です。
「膀胱炎」は、そのまんま「膀胱炎症状」です。
「喉の痛み」の語呂合わせは、「2つ」しかないので、ここにまとめます。
『飢えた虎』ですが、この語呂は、「白虎加人参湯丸」の体力規定(虚実)のものです。
「白虎加人参湯丸」は、「体力中等度以“上”」の漢方です。
先に見た「五虎湯」と同じ語呂です。
語呂の詳細ですが…、
「飢え」は、「体力中等度以“上”」です。
「虎」は、「白“虎”加人参湯丸」です。
『ときどき大きな声と笛』ですが、この語呂は、「響声破笛丸」の構成生薬の語呂合わせです。
「響声破笛丸」ですが、構成生薬に「ダイオウを含む場合がある」と、明記されています。
つまり、「ときどき、ダイオウが入っている」ってな次第です。
語呂の詳細ですが…、
「ときどき大」は、「“ときどき、ダイ”オウが入っている」です。
「声と笛」は、「響“声”破“笛”丸」です。
個人的には、「祭りかな?」という文言を加えたいです。
「祭りかな?ときどき大きな声と笛」と、俳句っぽくすれば、憶えやすいです。
語呂合わせを、論点別にまとめたページもあります。
「鎮咳去痰 喉の痛み 語呂合わせ 解説・まとめ」を、活用してください。
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