本問は、「法規」の「生物由来製品」の問題です。難しいことはありません。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「人に由来するものを原料又は材料として製造されるものはない。」ですが、誤った記述です。
「生物由来製品」ですが、「人その他の生物(植物を除く。)に由来するものを原料又は材料として製造をされる医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器が指定の対象となる。」ですが、正しい記述です。
先の選択肢の定義文を参照して下さい。
「医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器」の文言は、今後も、狙われそうなので、チェックしておきましょう。
たとえば、「医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器、及び“再生医療等製品”」などと出そうです。「×」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「保健衛生上特別の注意を要するものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の 意見を聴いて指定する。」ですが、正しい記述です。
先の選択肢1の定義文の続きですが…、
「保健衛生上特別の注意を要する ものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するもの」
…となっています。
テキストで確認しておきましょう。
選択肢の太文字の「厚生労働大臣」や「薬事・食品衛生審議会」は、知事や総合機構などに変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「製品の使用によるアレルギーの発生リスクに着目して指定されている」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「アレルギー」のところです。
正しくは、「感染症」です。
手引きには…、
「製品の使用による感染症の発生リスクに着目して指定される」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、先の記述ですが…、
「生物由来の原材料(有効成分に限らない。)が用いられているものであっても、」
「現在の科学的知見において、感染症の発生リスクの蓋然性が極めて低いものについては、指定の対象とならない」
…と、続きます。
ここも、出そうなので、併せて、押えておきましょう。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする