本問は、「法規」の「リスク区分に応じた情報提供」についての問題です。。選択肢の1つが実に難しいですが、最終解答には影響しないので、点は取れるはずです。当該難しい選択肢ですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「要指導医薬品を販売する場合は、その薬局において医薬品の販売又は授与に従事する 薬剤師に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。」ですが、正しい記述です。
「要指導医薬品」の正しい記述です。
薬剤師が指導するから、「要指導医薬品」なわけです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「第一類医薬品を販売する場合は、その薬局において医薬品の販売又は授与に従事する 薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。」ですが、誤った記述です。
登録販売者は、第一類医薬品を扱えません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「第一類医薬品を使用しようとする者が薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に 管理できる手帳を所持しない場合は、その所持を勧奨させなければならない」ですが、誤った記述です。
難しい選択肢です。
まずもって、選択肢の「薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に 管理できる手帳」ですが、いわゆる「お薬手帳」です。
当該お薬手帳ですが、「第一類医薬品」の場合、未所持でも、所持勧奨されてません。
手引きには…、
「特に、当該第一類医薬品を使用しようとする者がお薬手帳を所持する場合は、必要に応じ、当該お薬手帳を活用した情報の提供を行わせることとされており、」
「要指導医薬品と同様にお薬手帳には、一般用医薬品についても記録することが重要である。」
…という記載しかなく、勧奨ウンヌンの文言が「ない」のです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ところで、「要指導医薬品」だと…、
「特に、当該要指導医薬品を使用しようとする者が薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に管理できる手帳(以下「お薬手帳」という。)を所持しない場合はその所持を勧奨し、」
「当該者がお薬手帳を所持する場合は、必要に応じ、当該お薬手帳を活用した情報の提供及び指導を行わせることとされており」
…となっています。
こうした次第で、お薬手帳を未所持の場合で、お薬手帳の所持が勧奨されるのは、「要指導医薬品」です。
小難しいですが、復習だけはしておきましょう。
選択肢dの「第二類医薬品を販売する場合は、その薬局において医薬品の販売又は授与に従事する 薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「提供させなければならない」のところです。
正しくは、「提供させるよう努めなければならない」です。
「第二類医薬品」ですが、情報提供は、「努力義務」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、第3類医薬品の情報提供は、「法律上、明記なし」です。これも、押えておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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