44問‐東京都 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「日本薬局方」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

44問‐日本薬局方

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「日本薬局方とは、医薬品医療機器等法第41条第1項の規定に基づいて、厚生労働大臣が医薬品の性状及び品質の適正を図るため、都道府県知事の意見を聴いて定めたものである」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「都道府県知事」のところです。

 正しくは、「薬事・食品衛生審議会」です。

 知事に、医薬品の専門的な知識は無いはずです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「日本薬局方に収められている医薬品に、一般用医薬品として販売されているものはない」ですが、誤った記述です。

 あります!

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「日本薬局方は、保健医療上重要な医薬品について、必要な規格・基準及び標準的試験法等を定めたものである」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「日本薬局方に収められている医薬品については、直接の容器又は直接の被包に「日本薬局方」の文字等が記載されていなければならない」ですが、正しい記述です。

 お手持ちの薬の表記をチェックして見てください。

 大概、「日本薬局方」と表記されているはずです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 41問:一般用医薬品及び要指導医薬品・・・「ふつう」。

 42問:販売従事登録・・・「ふつう」。

 43問:生物由来製品・・・「やや難」。

 44問:日本薬局方・・・「ふつう」。

 45問:毒薬及び劇薬・・・「ふつう」。

 46問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。

 47問:容器被包記載事項・・・「ふつう」。

 48問:医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。

 49問:薬局・薬剤師不在時間・・・「ふつう」。

 50問:配置販売業・・・「ふつう」。

 51問:店舗販売業・・・「ふつう」。

 52問:リスク区分に応じた情報提供・・・「ふつう」。

 53問:陳列・・・「ふつう」。

 54問:第一類医薬品書面記載保存・・・「ふつう」。

 55問:薬局掲示・・・「ふつう」。

 56問:特定販売・・・「ふつう」。

 57問:医薬品の販売方法・・・「ふつう」。

 58問:広告・・・「ふつう」。

 59問:広告2・・・「難」。

 60問:監督処分・・・「ふつう」。

R2 東京都 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 東京都 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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