本問は、「法規」の「広告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「漢方処方製剤の効能効果について、配合されている個々の生薬成分の作用を個別に挙げて説明することは広告として適当である」ですが、誤った記述です。
漢方処方製剤は、配合されている個々の生薬成分が相互に作用しているため、個別に挙げて説明するのは、不適当となっています。
当該生薬の広告規制は、本当によく出るので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告については、原則として不適当である」ですが、正しい記述です。
薬の過剰使用に繋がりかねないので、「不適当」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「一般用医薬品の広告には、店頭に設置されているポスターやステッカーは含まれない」ですが、誤った記述です。
店頭のポスターやステッカーも、広告扱いです。
そうでないと、ポスターでいくらでも誇張や扇動や虚偽表示ができてしまいます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「医薬品の安全性について最大級の表現をすることは、一般用医薬品を使用する者を安心させるために必要であり、広告として適当である」ですが、誤った記述です。
医薬品には、副作用がついて回るので、「安心」を売り物にすると、慎重な使用が確保できなくなってしまいます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
正解:4
41問:一般用医薬品及び要指導医薬品・・・「ふつう」。
42問:販売従事登録・・・「ふつう」。
43問:生物由来製品・・・「やや難」。
44問:日本薬局方・・・「ふつう」。
45問:毒薬及び劇薬・・・「ふつう」。
46問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。
47問:容器被包記載事項・・・「ふつう」。
48問:医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。
49問:薬局・薬剤師不在時間・・・「ふつう」。
50問:配置販売業・・・「ふつう」。
51問:店舗販売業・・・「ふつう」。
52問:リスク区分に応じた情報提供・・・「ふつう」。
53問:陳列・・・「ふつう」。
54問:第一類医薬品書面記載保存・・・「ふつう」。
55問:薬局掲示・・・「ふつう」。
56問:特定販売・・・「ふつう」。
57問:医薬品の販売方法・・・「ふつう」。
58問:広告・・・「ふつう」。
59問:広告2・・・「難」。
60問:監督処分・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
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