登録販売者 鳥取県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午後第25問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「アレルギーとアレルギー用薬」についての問題です。小難しい選択肢が多く、確答の厳しい問題です。選択肢cは、基本問題なので、絶対に間違ってはいけません。

鳥取県 午後第25問‐アレルギーとアレルギー用薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「肥満細胞から遊離したヒスタミンは、周囲の器官や組織の表面に分布する特定のタン パク質(受容体)と反応することで、血管収縮作用を示す。」ですが、誤った記述です。

 小難しいうえに、新手の出題です。

 間違っているのは、「血管収縮作用」のところです。

 正しくは、「血管拡張」です。

 手引きには…、

 「肥満細胞から遊離したヒスタミンは、周囲の器 官や組織の表面に分布する特定のタンパク質(受容体)と反応することで、」

 「血管拡張(血管の容積が拡張する)、血管透過性亢進(血漿タンパク質が組織中に漏出する)等の作用を示す」

 …とあります。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「蕁麻疹は、アレルゲンとの接触以外に、皮膚への物理的な刺激等によってヒスタミン が肥満細胞から遊離して生じるものが知られている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「蕁麻疹についてはアレルゲンとの接触以外に、」

 「皮膚への物理的な刺激等によってヒスタミンが肥満細胞から遊離して生じるもの(寒冷蕁麻疹、日光蕁麻疹、心因性蕁麻疹など)も知られている。」

 「また、食品(特に、サバなどの生魚)が傷むとヒスタミンやヒスタミンに類似した物質(ヒスタミン様物質)が生成することがあり、そうした食品を摂取することによって生じる蕁麻疹もある」

 …とあります。

 こういう記述も出るようになってます。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「一般用医薬品のアレルギー用薬には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹 の治療に用い ることを目的とするものがある。」ですが、誤った記述です。

 一般用医薬品は、対症療法薬です。慢性なものは、ダメですね。

 また、手引きには…、

 「一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の 治療に用いることを目的とするものはないことから、」

 「アトピー性皮膚炎が疑われる場合やその 診断が確定している場合は、医師の受診を勧めることが重要である。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、 血小板減少を生じることがある。」ですが、正しい記述です。

 「抗ヒスタミン成分」の「メキタジン」の正しい記述です。

 当該メキタジン、そこそこ出てます。副作用も禁忌も、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しいものの組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 午後1問:かぜ・かぜ薬

 午後2問:かぜ薬の配合成分

 午後3問:かぜ薬の配合成分2

 午後4問:漢方処方製剤(かぜ)

 午後5問:プロスタグランジン

 午後6問:解熱鎮痛薬 事例問題

 午後7問:眠気を促す薬

 午後8問:鎮咳去痰薬

 午後9問:漢方処方製剤(鎮咳去痰)

 午後10問:口腔咽喉薬・うがい薬

 午後11問:胃の薬

 午後12問:胃腸の薬

 午後13問:胃の薬の抗コリン成分

 午後14問:腸の薬

 午後15問:漢方処方製剤(腸の薬)

 午後16問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 午後17問:駆虫薬

 午後18問:強心薬

 午後19問:高コレステロール改善薬

 午後20問:貧血用薬

 午後21問:痔疾用薬

 午後22問:漢方処方製剤(泌尿器系)

 午後23問:婦人薬

 午後24問:生薬(婦人薬)

 午後25問:アレルギーとアレルギー用薬

 午後26問:鼻炎・鼻に用いる薬

 午後27問:眼科用薬

 午後28問:外皮用薬

 午後29問:肌の角質化、かさつき等への外皮用薬

 午後30問:抗菌作用・抗真菌作用

 午後31問:頭皮・毛根への外皮用薬

 午後32問:歯痛・歯槽膿漏薬

 午後33問:漢方処方製剤(口内炎)

 午後34問:禁煙補助剤

 午後35問:ビタミン成分とアミノ酸成分

 午後36問:生薬成分

 午後37問:殺菌消毒成分

 午後38問:衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤

 午後39問:有機リン系殺虫成分

 午後40問:一般用検査薬

令和6年度 鳥取県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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