登録販売者 鳥取県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午後第12問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「胃腸の薬」についての問題です。これまでの胃腸薬では問われなかったことが問われていますが、どれも、知っておくべきことです。生薬の選択肢が解けないと最終解答を導けないですが、良問です。解けるようになっておきましょう。

鳥取県 午後第12問‐胃腸の薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「ボレイ等の生薬成分は、それらに含まれるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムによる 作用を期待して用いられる。」ですが、誤った記述です。

 新手の出題です。

 間違っているのは、「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」のところです。

 正しくは、「炭酸カルシウム」です。

 「ボレイ」ですが、漢字で書くと、牡蛎です。ここから、牡蠣殻をイメージすれば、炭酸カルシウムを憶えられるかと思います。

 なお、選択肢のいう「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」は、「制酸成分」ですね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「カルシウムを含む成分については瀉下薬に配合される成分でもあり、下痢等の症状に 注意することも重要である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「カルシウム」のところです。

 正しくは、「マグネシウム」です。

 手引きには…、

 「カルシウム、アルミニウムを含む成分については止瀉 薬、マグネシウムを含 む成分については瀉下薬に配合される成分でもあり、それぞれ便秘、下痢等の症状に注意す ることも重要である。」

 …とあります。

 瀉下薬に入っているのは、マグネシウムですね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、「カルシウム、アルミニウム・・・止瀉 薬」も、押えておきましょう。

選択肢c

 選択肢cの「リュウタンが配合された健胃薬は、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮蔽する 方法で服用されると効果が期待できず、そのような服用の仕方は適当でない。」ですが、正しい記述です。

 「リュウタン」ですが、これは、「苦味による健胃作用」です。

 苦味によって健胃になるのに、その苦味をオブラートで遮断するのは、無意味ですね。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「かぜ薬には、制酸成分が配合されていることが多く、制酸薬との併用によって制酸作 用が強くなりすぎる可能性がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 かぜ薬にも、制酸成分が入っています。

 手引きには…、

 「制酸成分は他の医薬品(かぜ薬、解熱鎮痛薬等)でも配合されていることが多く、」

 「併用に よって制酸作用が強くなりすぎる可能性があるほか、高カルシウム血症、高マグネシウム血 症等を生じるおそれがあるため、同種の無機塩類を含む医薬品との相互作用に注意する必要 がある。」

 …とあります。

 こういう注意事項も、当然、出ます。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 午後1問:かぜ・かぜ薬

 午後2問:かぜ薬の配合成分

 午後3問:かぜ薬の配合成分2

 午後4問:漢方処方製剤(かぜ)

 午後5問:プロスタグランジン

 午後6問:解熱鎮痛薬 事例問題

 午後7問:眠気を促す薬

 午後8問:鎮咳去痰薬

 午後9問:漢方処方製剤(鎮咳去痰)

 午後10問:口腔咽喉薬・うがい薬

 午後11問:胃の薬

 午後12問:胃腸の薬

 午後13問:胃の薬の抗コリン成分

 午後14問:腸の薬

 午後15問:漢方処方製剤(腸の薬)

 午後16問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 午後17問:駆虫薬

 午後18問:強心薬

 午後19問:高コレステロール改善薬

 午後20問:貧血用薬

 午後21問:痔疾用薬

 午後22問:漢方処方製剤(泌尿器系)

 午後23問:婦人薬

 午後24問:生薬(婦人薬)

 午後25問:アレルギーとアレルギー用薬

 午後26問:鼻炎・鼻に用いる薬

 午後27問:眼科用薬

 午後28問:外皮用薬

 午後29問:肌の角質化、かさつき等への外皮用薬

 午後30問:抗菌作用・抗真菌作用

 午後31問:頭皮・毛根への外皮用薬

 午後32問:歯痛・歯槽膿漏薬

 午後33問:漢方処方製剤(口内炎)

 午後34問:禁煙補助剤

 午後35問:ビタミン成分とアミノ酸成分

 午後36問:生薬成分

 午後37問:殺菌消毒成分

 午後38問:衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤

 午後39問:有機リン系殺虫成分

 午後40問:一般用検査薬

令和6年度 鳥取県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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