登録販売者 埼玉県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第10問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「高齢者」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

埼玉県 第10問‐高齢者

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」(平成29年6月8日付け薬生安発0608第1 号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添)において、おおよその目安として60歳以上を 「高齢者」としている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「60歳以上」のところです。

 正しくは、「65歳以上」です。

 「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方 」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、「平成29年6月8日付け」とか「厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添」とかは、出たことがないので、無視していいです。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の副作用で口渇が生じた場合、高齢者は誤嚥 (食べ物等が誤って気管に入り込むこと)を誘発 しやすくなるので注意が必要である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断できる。」ですが、誤った記述です。

 全体的に違います。

 手引きには…、

 「高 齢者であっても基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が“大きく”、年齢のみから一概に どの程度リスクが増大しているかを“判断することは難しい”」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「高齢者によくみられる傾向として、医薬品の説明を理解するのに時間がかかる場合や、細かい文字が 見えづらく、添付文書や製品表示の記載を読み取るのが難しい場合等があり、情報提供や相談対応にお いて、特段の配慮が必要となる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 不安のある人は、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:4

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品の本質2

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:健康食品

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:医薬品の副作用

 7問:医薬品の不適正な使用

 8問:相互作用

 9問:小児

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:医療機関で治療を受けている人

 13問:プラセボ効果

 14問:医薬品の品質

 15問:一般用医薬品の定義

 16問:販売時コミュニケーション

 17問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 18問:スモン及びスモン訴訟

 19問:HIV訴訟

 20問:C型肝炎及びC型肝炎訴訟

令和6年度 埼玉県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和6年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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