本問は、「基本知識」の「高齢者」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」(平成29年6月8日付け薬生安発0608第1 号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添)において、おおよその目安として60歳以上を 「高齢者」としている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「60歳以上」のところです。
正しくは、「65歳以上」です。
「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方 」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「平成29年6月8日付け」とか「厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添」とかは、出たことがないので、無視していいです。
選択肢bの「医薬品の副作用で口渇が生じた場合、高齢者は誤嚥 (食べ物等が誤って気管に入り込むこと)を誘発 しやすくなるので注意が必要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断できる。」ですが、誤った記述です。
全体的に違います。
手引きには…、
「高 齢者であっても基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が“大きく”、年齢のみから一概に どの程度リスクが増大しているかを“判断することは難しい”」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「高齢者によくみられる傾向として、医薬品の説明を理解するのに時間がかかる場合や、細かい文字が 見えづらく、添付文書や製品表示の記載を読み取るのが難しい場合等があり、情報提供や相談対応にお いて、特段の配慮が必要となる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
不安のある人は、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:4
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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