登録販売者埼玉県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第2問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　第2問は、「基本知識」の「医薬品の本質２」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

埼玉県第2問‐医薬品の本質２

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「医薬品が人体に及ぼす作用は複雑、かつ、多岐に渡り、好ましくない反応（副作用）を生じる場合もある。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。難しく考えないで、解答してください。

　まあ、こういうとアレですが、「副作用」があるからこその登録販売者制度ともいえます。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「検査薬の検査結果については、正しい解釈や判断がなされなくても、適切な治療を受ける機会を失うおそれはない」ですが、誤った記述です。

　全体的に間違ってますね。

　間違った解釈や判断をしてしまうと、当然、受診しなくていいやとなってしまいます。

　検査薬は、受診につなげるものでした。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「一般用医薬品は、医薬品医療機器等法の対象となるが、製造物責任法（平成６年法律第８５号）の対象とはならない。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「製造物責任法（平成６年法律第８５号）の対象とはならない」のところです。

　一般用医薬品は、製造物責任法（PL法）の対象です。

　「法規」の論点の「医薬品PLセンター」を思い出してください。

　法の対象だから、そういうセンターがあるわけです。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　なお、平成６年法律第８５号とかの数字は、問われたことがないので、無視していいです。

選択肢d

　選択肢dの「一般用医薬品は、医療用医薬品と比較して保健衛生上のリスクは相対的に高い」ですが、誤った記述です。

　んなーこたない選択肢です。

　間違っているのは、「保健衛生上のリスクは相対的に高い」のところです。

　正しくは、「保健衛生上のリスクは相対的に“低い”」です。

　医療用医薬品の方がリスクが、当然、高いですね。店で売ってないですもんね。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は…、

　正解：3

　もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

　>>> 次の問題へ。

基本知識

　17問：サリドマイド及びサリドマイド訴訟

　18問：スモン及びスモン訴訟

　19問：ＨＩＶ訴訟

　20問：Ｃ型肝炎及びＣ型肝炎訴訟

令和6年度埼玉県科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和6年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

　・薬事に関する法規と制度（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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