登録販売者 埼玉県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第7問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「医薬品の不適正な使用」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。

埼玉県 第7問‐医薬品の不適正な使用

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分であり、薬物を興味本位で乱用することはな い」ですが、誤った記述です。

 んなーこたない選択肢です。

 青少年こそ、興味本位から薬を使ったりします。

 手引きには…、

 「特に、青少年は、薬物乱用の危険性に関する認 識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用するこ とがあるので、注意が必要」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「長期連用により、精神的な依存がおこり、使用量が増え、購入するための経済的な負担が大きくなる 例も見られる」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品の販売等に従事する専門家においては、必要以上の大量購入や頻回購入などを試みる不審な者 には慎重に対処する必要がある。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 まあ、選択肢のようにした方がいいですよね。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医薬品は、定められた用量を意図的に超えて服用したり、みだりに他の医薬品や酒類等と一緒に摂取 するといった乱用がなされると、過量摂取による急性中毒等を生じる危険性が高くなり、乱用の繰り返 しによって慢性的な臓器障害等を生じるおそれもある」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 こういうとアレですが、選択肢のような「正論」のものは、大概が「正」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:3

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品の本質2

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:健康食品

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:医薬品の副作用

 7問:医薬品の不適正な使用

 8問:相互作用

 9問:小児

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:医療機関で治療を受けている人

 13問:プラセボ効果

 14問:医薬品の品質

 15問:一般用医薬品の定義

 16問:販売時コミュニケーション

 17問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 18問:スモン及びスモン訴訟

 19問:HIV訴訟

 20問:C型肝炎及びC型肝炎訴訟

令和6年度 埼玉県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和6年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする