98問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、医薬品の広告の規制についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。

98問‐広告の規制

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「何人も、医薬品の効能、効果に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告してはならない。」ですが、正しい記述です。

 その通りとしか言いようがないですね。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「薬局、店舗販売業又は配置販売業において販売促進のため用いられるチラシやダイレクトメール、POP(Point of Purchase)広告は、一般用医薬品の販売広告には含まれない。」ですが、誤った記述です。

 もし、チラシ等の広告に、一般用医薬品が含まれないなら、広告の規制ができなくなってしまいます。チラシ等は、一般用医薬品の販売広告に含まれています。

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「医薬品の販売広告に関しては、不当な表示による顧客の誘引の防止等を図るため「不当景品類及び不当表示防止法」や「特定商取引に関する法律」の規制もなされている。」ですが、正しい記述です。

 店舗等の販売では、オマケで釣るなどを規制する「不当景品類及び不当表示防止法」の適用があります。

 「特定商取引に関する法律」は、一般的には通販に適用される法律で、特定販売をするのなら、当該法令の規制対象となります。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 81問:薬機法の目的・・・「ふつう」。

 82問:医薬品一般・・・「ふつう」。

 83問:してはいけない・・・「やや難」。

 84問:医薬品各論・・・「ふつう」。

 85問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。

 86問:記載事項・・・「ふつう」。

 87問:医薬部外品・・・「ふつう」。

 88問:化粧品の効能効果の範囲・・・「難」。

 89問:食品系・・・「ふつう」。

 90問:薬局・・・「ふつう」。

 91問:店舗販売業1・・・「ふつう」。

 92問:店舗販売業2・・・「ふつう」。

 93問:配置販売業1・・・「ふつう」。

 94問:配置販売業2・・・「ふつう」。

 95問:特定販売・・・「ふつう」。

 96問:情報提供・相談応需・・・「ふつう」。

 97問:濫用等のおそれ・・・「ふつう」。

 98問:広告の規制・・・「ふつう」。

 99問:販売広告・・・「ふつう」。

 100問:監督処分・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする