83問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「してはいけない」という規制についての問題です。細かいところが問われており、また、選択肢のそれぞれに似たような語句が採用されているので、解答に悩む問題です。間違えても仕方のない問題です。

83問‐してはいけない

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 細かいところが問われた穴埋め問題です。

 なかなかここまでは押えられないので、できなくても仕方がありません。解ける受験生は、そういないはずです。

 復習も、ざっとテキストを読み直すくらいでよいでしょう。

全文

 当該条文の全文は以下のとおりです。

 『第五十六条 次の各号のいずれかに該当する医薬品は、販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で製造し、輸入し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。』

 一 日本薬局方に収められている医薬品であって、その性状、品質が日本薬局方で定める基準に適合しないもの

 (略)

 六 その全部又は一部が不潔な物質又は変質若しくは変敗した物質から成っている医薬品

 七 (略)

 八 病原微生物その他疾病の原因となるものにより汚染され、又は汚染されているおそれがあるもの

穴埋めの答え

 「a」は「性状、品質」です。

 「b」は「不潔な物質」です。

 「c」は「病原微生物」です。

 「正しい組み合わせ」は、「4」と相なります。

 正解:してはいけない

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 81問:薬機法の目的・・・「ふつう」。

 82問:医薬品一般・・・「ふつう」。

 83問:してはいけない・・・「やや難」。

 84問:医薬品各論・・・「ふつう」。

 85問:一般用医薬品のリスク区分・・・「ふつう」。

 86問:記載事項・・・「ふつう」。

 87問:医薬部外品・・・「ふつう」。

 88問:化粧品の効能効果の範囲・・・「難」。

 89問:食品系・・・「ふつう」。

 90問:薬局・・・「ふつう」。

 91問:店舗販売業1・・・「ふつう」。

 92問:店舗販売業2・・・「ふつう」。

 93問:配置販売業1・・・「ふつう」。

 94問:配置販売業2・・・「ふつう」。

 95問:特定販売・・・「ふつう」。

 96問:情報提供・相談応需・・・「ふつう」。

 97問:濫用等のおそれ・・・「ふつう」。

 98問:広告の規制・・・「ふつう」。

 99問:販売広告・・・「ふつう」。

 100問:監督処分・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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