令和4年度(2022年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤」についての問題です。漢方処方製剤ですべての選択肢が構成されています。内容も、ハイレベルです。シッカリと勉強してないと、まず解けないです。「捨て問」でも仕方がないですが、設問の選択肢は、すべて頻出のものなので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
まずもって、「4」の「小柴胡湯」は、即断で消去できます。
当該小柴胡湯は、「かぜ」の漢方処方製剤だからです。
問題文の効能には、「かぜ」にまつわるものがありません。
次に、問題文には、「体力中等度以上」とあります。
この時点で、「2」の「防已黄耆湯」が消去されます。
当該防已黄耆湯の体力規定(虚実)は、「体力中等度以下」だからです。
そして、「3」の「防風通聖散」も、消去されます。
当該防風通聖散の体力規定(虚実)は、「体力充実」だからです。
あとは、効能で判断するしかありません。
「5」の「清上防風湯」ですが、これは、「赤鼻(酒さ)」に効く漢方処方製剤です。
問題文には、赤鼻(酒さ)ウンヌンの記述がないので、「5」でもないことがわかります。
よって、答えは、「1」の「黄連解毒湯」となります。
正解:1
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