令和4年度(2022年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「感染症及び消毒薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般に、夏はウイルスによる食中毒が、冬は細菌による食中毒が発生することが多いと言われている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「夏はウイルスによる食中毒が、冬は細菌による食中毒が発生することが多い」のところです。
正しくは、「夏は細菌による食中毒が、冬はウイルスによる食中毒が発生することが多い」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
まあ、インフルエンザは、「冬」に流行しますね。常識的に判断できるかと思います。
選択肢bの「殺菌・消毒とは、物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。」ですが、誤った記述です。
選択肢の内容は、「滅菌」のものです。
「殺菌・消毒」ですが、「生存する微生物の数を減らすために行われる処置」です。
この辺りの定義は、実によく出るので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「イソプロパノールのウイルスに対する不活性効果はエタノールよりも低い。」ですが、正しい記述です。
「イソプロパノール」のド定番論点です。ガチで押えておきましょう。イソプロパノールは、こればっかり出ます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「次亜塩素酸ナトリウムは有機物の影響を受けやすいので、殺菌消毒の対象物を洗浄 した後に使用した方が効果的である」ですが、正しい記述です。
「次亜塩素酸ナトリウム」の正しい記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
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