55問‐福島県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
55問‐滋養強壮保健薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「ビタミンＢ１は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために用い られる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ビタミンＢ１」のところです。
「脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ」のは、「ビタミンB2」です。
「ビタミンＢ１」ですが、これは、「炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「ビオチンは、皮膚や粘膜などの機能を維持することを助ける栄養素として配合され ている場合がある」ですが、正しい記述です。
「ビオチン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「グルクロノラクトンは、生体におけるエネルギーの産生効率を高めるとされ、骨格 筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促す等の働きを期待して用いられる。」ですが、誤った記述です。
選択肢の記述は、「アスパラギン酸ナトリウム」のものです。
キーワードは、「乳酸の分解」です。
「グルクロノラクトン」のキーワードは、「肝血流」です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「補中益気湯は、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚 弱体質、疲労倦けん怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、寝汗、感冒に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「補中益気湯」の正しい記述です。
「滋養強壮保健薬」の漢方処方製剤は、「２つ」しかないので、出しやすいです。
「十全大補湯」も、併せて押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「掲示しなければならない」組み合わせは、
正解：1
医薬品
令和3年度 福島県 科目別
独学向け教材
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医薬品
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