本問は、「医薬品」の「目に用いる医薬品等」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「1滴の薬液の量は約50μL であるのに対して、結膜嚢の容積は30μL 程度とさ れており、一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
また、数字は、常に狙われています。
「1滴の薬液の量は約50μL、結膜嚢の容積は30μL 」は、ガチ暗記です。
「逆」の「1滴の薬液の量は約“30μL”、結膜嚢の容積は“50μL” 」などと問われたり、「30“m”L」と単位が変えられたことがあります。
参考:医薬品の数字9
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「アドレナリン作動成分は、緑内障と診断された人では、眼圧の上昇をまねき、緑内 障を悪化させたり、その治療を妨げるおそれがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。よく出る副作用
「アドレナリン作動成分‐緑内障」は、頭の片隅においておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ハードコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤などの配合成分がレンズに吸 着されて、角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあるため、装着したままの点 眼は避けることとされている製品が多い」ですが、誤った記述です。
「水分を含みやすい」のは、「ソフトコンタクトレンズ」です。
よって、間違っているのは、「ハードコンタクトレンズ」のところです。
なお、手引きには…、
『コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない』
…とあります。
併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「サルファ剤は、ブドウ球菌、連鎖球菌及びウイルスに対して効果がある。」ですが、誤った記述です。
「サルファ剤(スルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム)」は、「ウイルスや真菌の感染に対する効果はない」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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