登録販売者福岡県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第32問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「人体」の「脳・神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

福岡県第32問‐脳・神経系

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢ア

　選択肢アの「副交感神経系の活動が活発になると、肝臓ではグリコーゲンが分解される。」ですが、誤った記述です。

　「副交感神経系の活動が活発」なときは、グリコーゲンの合成ですね。

　「肝臓ではグリコーゲンが分解される」のは、交感神経のときですね。行動のエネルギーが要るからですね。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　上記画像を参考にしてください。

選択肢イ

　選択肢イの「脳の血管は、末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低く、イオン化した物質が血液中から脳の組織へ移行しやすい」ですが、誤った記述です。

　全体的に間違ってます。

　手引きには…、

　「脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい。」

　…とあります。

　脳に物質が移行しやすいのは、まずいですよねー。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢ウ

　選択肢ウの「体性神経系は、交感神経系と副交感神経系からなり、効果を及ぼす各臓器・器官（効果器）に対して、交感神経系と副交感神経系の二つの神経系が支配している」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「体性神経系」のところです。

　正しくは、「自律神経系」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

　選択肢エの「視床下部は、様々な調節機能を担っている部位であり、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等が存在する」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「視床下部」のところです。

　正しくは、「延髄」です。

　選択肢の説明は、延髄ですね。

　「視床下部」ですが、手引きには、「脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位（視床下部など）がある。」となっています。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「ア」は「誤」です。

　「イ」は「誤」です。

　「ウ」は「誤」です。

　「エ」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：2

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

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独学向け教材

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　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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