96問‐福岡県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

96問‐滋養強壮保健薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「ビタミン成分に関して、1 日最大量が既定値を超えるものは、医薬品としてのみ認められて いる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「医薬部外品の保健薬は配合成分や分量は人体に対する作用が緩和なものに限られ、カシュウ、ゴオウ、ゴミシ、ジオウ、ロクジョウ等の生薬成分については、医薬品においてのみ認められている。

 「ビタミン成分に関しても、1日最大量が既定値を超えるものは、医薬品としてのみ認められている

 …とあります。

 本問は、ビタミンについての出題ですが、生薬の記述が他県で問われているので、両方とも、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「滋養強壮保健薬の効能効果として、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「ビタミン成分は、多く摂取すればするほど症状の改善が早まるものである」ですが、誤った記述です。

 「誤った薬の常識」問題です。

 手引きには…、

 「滋養強壮保健薬は、多く摂取したからといって適用となっている症状の改善が早 まるものでなく、また、滋養強壮の効果が高まるものでもない」

 …とあります。

 「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「ニンジン、ジオウが既定値以下に配合されている生薬主薬保健薬については、虚弱体質、肉 体疲労における滋養強壮の効能が認められている」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「既定値以下」のところです。

 正しくは、「既定値以上」です。

 手引きには…、

 「ニンジン、ジオウ、トウキ、センキュウが既定値以上配合されている生薬主薬保健薬につい ては、」

 「虚弱体質、肉体疲労、病中病後(又は、病後の体力低下)のほか、胃腸虚弱、食欲不振、 血色不良、冷え症における滋養強壮の効能が認められている」

 …とあります。

 こういう出題もあるので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「誤」です。

 「エ」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:かぜ及びかぜ薬・・・「ふつう」。

 62問:かぜ薬(総合感冒薬)・・・「ふつう」。

 63問:漢方処方製剤(かぜ)・・・「ふつう」。

 64問:解熱鎮痛薬の働き・・・「ふつう」。

 65問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。

 66問:解熱鎮痛薬に含まれる成分・・・「難」。

 67問:眠気を促す薬・・・「ふつう」。

 68問:ブロモバレリル尿素・・・「ふつう」。

 69問:カフェイン・・・「ふつう」。

 70問:小児鎮静薬(生薬)・・・「ふつう」。

 71問:呼吸器官や鎮咳去痰薬・・・「やや難」。

 72問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。

 73問:口腔咽喉薬及び含嗽薬・・・「ふつう」。

 74問:口腔咽喉薬及び含嗽薬に配合される成分・・・「ふつう」。

 75問:胃腸薬・・・「ふつう」。

 76問:瀉下薬・・・「ふつう」。

 77問:強心薬・・・「やや難」。

 78問:高コレステロール改善薬・・・「ふつう」。

 79問:貧血及び貧血用薬・・・「ふつう」。

 80問:漢方処方製剤(痔)・・・「ふつう」。

 81問:婦人薬・・・「ふつう」。

 82問:加味逍遙散・・・「ふつう」。

 83問:婦人薬・・・「ふつう」。

 84問:アレルギー用薬・・・「ふつう」。

 85問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。

 86問:漢方処方製剤(内服アレルギー用薬)・・・「やや難」。

 87問:急性鼻炎及び鼻に用いる薬・・・「ふつう」。

 88問:眼科用薬及び点眼方法・・・「ふつう」。

 89問:眼科用薬の配合成分・・・「ふつう」。

 90問:皮膚に用いる薬・・・「ふつう」。

 91問:皮膚に用いる薬の配合成分・・・「ふつう」。

 92問:みずむし及び抗真菌作用・・・「やや難」。

 93問:皮膚に用いる薬の配合成分とその作用・・・「ふつう」。

 94問:毛髪用薬・・・「ふつう」。

 95問:口の中の疾患・・・「ふつう」。

 96問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。

 97問:漢方処方製剤(滋養強壮保健薬)・・・「ふつう」。

 98問:衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤・・・「やや難」。

 99問:一般用検査薬・・・「ふつう」。

 100問:妊娠及び妊娠検査薬・・・「ふつう」。

R3 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R3 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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