本問は、漢方処方製剤についての問題です。勉強していない人は、「お手上げ」なので、「捨て問」としましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
難しい問題です。
まず、できる範囲で、選択肢を絞って行きましょう。
問題文には、「内服アレルギー用薬の漢方処方製剤」とあるので、まずは、ここから見ていきましょう。
まずもって、選択肢1の「大建中湯」ですが、これは、手引きに出て来ない漢方処方製剤です。
福岡県試験では、このような、手引きに出てこない漢方処方製剤が出題されるので、注意してください。
当該大建中湯は、疳の薬の「小建中湯」の効き目が強くなったもので、医療用に用いられるとのことです。
よって、選択肢1を、消去できます。
「五苓散」ですが、これは、一般用医薬品で市販されている漢方ですが、手引きには出てこない漢方処方製剤です。
試験対象外というわけで、選択肢2を、消去できます。
選択肢3の「黄連解毒湯」ですが、これは、「鼻出血」や「更年期障害」などに効く漢方処方製剤です。
登録販売者では、「漢方処方製剤・生薬製剤」のところに、分類されるものです。
分類違いから、選択肢3を消去できます。
選択肢5の「清上防風湯」ですが、これは、「赤鼻(酒さ)」などに適すとされる漢方です。
先の選択肢3と同じく「漢方処方製剤・生薬製剤」のところに、分類されるものです。
分類違いから、選択肢5も、消去できます
上記のように、薬の分類から、選択肢を消去していくことができます。
よって、「内服アレルギー用薬」の漢方は、選択肢4の「消風散」となります。
参考:消風散
当該消風散には、選択肢で説明される特徴・効能があります。
できなくても仕方ないですが、できるだけ粘りましょう。
正解:4
61問:かぜ薬・・・「ふつう」。
62問:かぜ薬抗炎症成分・・・「ふつう」。
63問:漢方処方製剤・・・「難」。
64問:解熱鎮痛薬1・・・「やや難」。
65問:解熱鎮痛薬2・・・「ふつう」。
66問:解熱鎮痛薬3・・・「ふつう」。
67問:眠気薬・・・「ふつう」。
68問:眠気薬の生薬・・・「難」。
69問:眠気防止薬・・・「ふつう」。
70問:鎮暈薬・・・「ふつう」。
71問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。
72問:鎮咳去痰薬去痰成分・・・「ふつう」。
73問:口腔咽喉薬うがい薬・・・「ふつう」。
74問:胃腸薬・・・「ふつう」。
75問:止瀉薬瀉下薬・・・「ふつう」。
76問:強心薬・・・「難」。
77問:血中コレステロール・・・「難」。
78問:貧血・貧血用薬・・・「ふつう」。
79問:痔・痔疾用薬・・・「ふつう」。
80問:漢方処方製剤・・・「難」。
81問:女性ホルモン成分・・・「ふつう」。
82問:漢方処方製剤・・・「難」。
83問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。
84問:漢方処方製剤・・・「難」。
85問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。
86問:眼科用薬・・・「ふつう」。
87問:皮膚薬・・・「ふつう」。取れる問題。
88問:創傷・・・「ふつう」。
89問:頭皮毛根薬・・・「ふつう」。
90問:歯痛・歯周病・・・「ふつう」。
91問:歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。
92問:禁煙補助薬・・・「ふつう」。
93問:ビタミン剤・・・「ふつう」。
94問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。
95問:防風通聖散の生薬・・・「難」。
96問:消毒薬・・・「ふつう」。
97問:塩素系殺菌消毒成分・・・「ふつう」。
98問:殺虫剤・・・「ふつう」。
99問:一般用検査薬・・・「ふつう」。
100問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
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