本問は、かぜ薬抗炎症成分についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
アの「セミアルカリプロティナーゼはタンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する作用がある。」ですが、正しい記述です。
「セミアルカリプロティナーゼ」は、「抗炎症成分」で、選択肢いう効能があります。
よって、選択肢の「ア」は、「正」と相なります。
イの「ブロメラインは、炎症を生じた組織において、毛細血管やリンパ管に沈着したフィブリン類似の物質を分解して浸出物の排出を促し、炎症による腫れを和らげる。」ですが、正しい記述です。
「ブロメライン」も、「抗炎症成分」で、選択肢のいう効能があります。
参考:ブロメライン
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
ウの「セミアルカリプロティナーゼは、痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きがある。」ですが、正しい記述です。
「セミアルカリプロティナーゼ」ですが、先に見た「抗炎症成分」の効能のほかに、選択肢のいう「痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする」働きもあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「ウ」は、「正」と相なります。
エの「トラネキサム酸は、凝固した血液を溶解しやすくする働きがあるため、血栓のある人にも使用できる。」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
「トラネキサム酸」は、「血栓のある人」は、「相談すること」となっています。
よって、血栓のある人は、使えない可能性があります。
参考:トラネキサム酸
「適正使用」でも、当該論点は出るので、押えておきましょう。
よって、選択肢の「エ」は、「誤」と相なります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:かぜ薬・・・「ふつう」。
62問:かぜ薬抗炎症成分・・・「ふつう」。
63問:漢方処方製剤・・・「難」。
64問:解熱鎮痛薬1・・・「やや難」。
65問:解熱鎮痛薬2・・・「ふつう」。
66問:解熱鎮痛薬3・・・「ふつう」。
67問:眠気薬・・・「ふつう」。
68問:眠気薬の生薬・・・「難」。
69問:眠気防止薬・・・「ふつう」。
70問:鎮暈薬・・・「ふつう」。
71問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。
72問:鎮咳去痰薬去痰成分・・・「ふつう」。
73問:口腔咽喉薬うがい薬・・・「ふつう」。
74問:胃腸薬・・・「ふつう」。
75問:止瀉薬瀉下薬・・・「ふつう」。
76問:強心薬・・・「難」。
77問:血中コレステロール・・・「難」。
78問:貧血・貧血用薬・・・「ふつう」。
79問:痔・痔疾用薬・・・「ふつう」。
80問:漢方処方製剤・・・「難」。
81問:女性ホルモン成分・・・「ふつう」。
82問:漢方処方製剤・・・「難」。
83問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。
84問:漢方処方製剤・・・「難」。
85問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。
86問:眼科用薬・・・「ふつう」。
87問:皮膚薬・・・「ふつう」。取れる問題。
88問:創傷・・・「ふつう」。
89問:頭皮毛根薬・・・「ふつう」。
90問:歯痛・歯周病・・・「ふつう」。
91問:歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。
92問:禁煙補助薬・・・「ふつう」。
93問:ビタミン剤・・・「ふつう」。
94問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。
95問:防風通聖散の生薬・・・「難」。
96問:消毒薬・・・「ふつう」。
97問:塩素系殺菌消毒成分・・・「ふつう」。
98問:殺虫剤・・・「ふつう」。
99問:一般用検査薬・・・「ふつう」。
100問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
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