本問は、「小腸大腸」についての出題です。難しいところはありません。ド定番論点なので、確実に解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
アの「十二指腸で分泌される腸液に含まれる成分の働きによって、膵液中のペプシノーゲンがペプシンになる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「十二指腸で分泌される腸液」と「膵液」のところです。
正しくは、「胃で分泌される胃酸」と「胃液」です。
ときどき、こういうぶっ飛んだ問題が出るので、注意してください。
よって、選択肢の「ア」は、「誤」と相なります。
イの「炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて、小腸から吸収される。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
ウの「大腸は盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がある。」ですが、誤った記述です。
「大腸」には、絨毛がありません。
絨毛があるのは、「小腸」です。
前半の「盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸」は、正しいです。
ここも出るので、シッカリ押えておきましょう。
よって、選択肢の「ウ」は、「誤」と相なります。
エの「大腸内には腸内細菌が多く存在し、それらの腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンKを産生している。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
まとめ記事あります。
「登録販売者の人体のビタミン(ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA等)の憶え方とまとめ」や「胃・胆嚢・大腸・腎臓のビタミンのまとめ」の方も、一読願います。
よって、選択肢の「エ」は、「正」と相なります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:小腸大腸・・・「ふつう」。
22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:血液・・・「ふつう」。
25問:腎臓・・・「ふつう」。
26問:目・・・「ふつう」。
27問:内耳・・・「ふつう」。
28問:鼻・・・「ふつう」。
29問:外皮系・・・「ふつう」。
30問:骨格系筋組織・・・「ふつう」。
31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問:交感神経系・・・「ふつう」。
33問:吸収代謝・・・「ふつう」。
34問:代謝排泄・・・「ふつう」。
35問:剤形・・・「ふつう」。
36問:全身副作用副作用・・・「ふつう」。
37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
39問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
40問:皮膚系副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
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