本問は、消化器系副作用についての問題です。基礎・基本事項ばかりです。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。」ですが、正しい記述です。
テキストそのとおりの記述です。確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「消化性潰瘍は、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃痛、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。」ですが、正しい記述です。
「消化性潰瘍」は、そこそこ出る副作用です。
「自覚症状に乏しい場合もある」といった事柄も、テキストで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「イレウス様症状は、悪化すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈する可能性がある。」ですが、正しい記述です。
「イレウス様症状」は、要は、「腸閉塞」です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症のリスクが高い」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
ところで、登録販売者試験では、本問のように、「すべてが正」になることがあります。
他の試験ではそうないのですが、登録販売者だと、「すべて正」とか「すべて誤」の組み合わせに、よくなります。
選択肢が「すべて正」や「すべて誤」であっても、(妖しい?!)と思わず、深く詮索せずに、解答してください。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「正」です。
正解:1
21問:小腸大腸・・・「ふつう」。
22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:血液・・・「ふつう」。
25問:腎臓・・・「ふつう」。
26問:目・・・「ふつう」。
27問:内耳・・・「ふつう」。
28問:鼻・・・「ふつう」。
29問:外皮系・・・「ふつう」。
30問:骨格系筋組織・・・「ふつう」。
31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問:交感神経系・・・「ふつう」。
33問:吸収代謝・・・「ふつう」。
34問:代謝排泄・・・「ふつう」。
35問:剤形・・・「ふつう」。
36問:全身副作用副作用・・・「ふつう」。
37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
39問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
40問:皮膚系副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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