本問は、「胆嚢・肝臓」の出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。」ですが、正しい記述です。
テキストそのとおりの記述です。チェックしておきましょう。
よって、選択肢の「ア」は、「正」と相なります。
選択肢イの「腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される。」ですが、正しい記述です。
いわゆる「腸肝循環」の説明です。間違っているところはありません。
なお、胆汁酸塩は、コール酸、デオキシコール酸等の塩類です。
ガチ暗記は無用ですが、テキストは、精読しておきましょう。
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
選択肢ウの「肝臓は脂溶性ビタミンであるビタミンA、Dの貯蔵臓器であるが、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12の貯蔵臓器ではない。」ですが、誤った記述です。
肝臓は、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12の貯蔵臓器でもあります。
よって、選択肢の「ウ」は、「誤」と相なります。
選択肢エの「小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグルコースとして蓄えられる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「グルコース」のところです。
正しくは、「グリコーゲン」です。
なお、「グルコース」とは、「ブドウ糖」の別名です。試験には出ないので、一読すればいいです。
よって、選択肢の「エ」は、「誤」と相なります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:小腸大腸・・・「ふつう」。
22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:血液・・・「ふつう」。
25問:腎臓・・・「ふつう」。
26問:目・・・「ふつう」。
27問:内耳・・・「ふつう」。
28問:鼻・・・「ふつう」。
29問:外皮系・・・「ふつう」。
30問:骨格系筋組織・・・「ふつう」。
31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問:交感神経系・・・「ふつう」。
33問:吸収代謝・・・「ふつう」。
34問:代謝排泄・・・「ふつう」。
35問:剤形・・・「ふつう」。
36問:全身副作用副作用・・・「ふつう」。
37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
39問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
40問:皮膚系副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする