本問は、血液についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「血漿は90%以上が水分からなり、血液の浸透圧を保持する働きのあるアルブミンを含む。」ですが、正しい記述です。
アルブミンのほか、グロブリン等のタンパク質、微量の脂質、糖質、電解質を含んでいます。
ガチ暗記は無用ですが、テキストは、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えない。」ですが、正しい記述です。
「世間では、そう思われているが、実は違う」という、誤った常識を質す選択肢です。
よく、脂っこい物を食べると、血がどろどろになるなどと考えられていますが、実際は、そうではありません。
選択肢のいうように、血液の粘稠性は、結晶の水分量や赤血球の量で決まります。
よく出るところとなっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「リンパ球は白血球の約60%を占め、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルスを食作用によって取り込んで分解する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「リンパ球」のところです。
正しくは、「好中球」です。
リンパ球は、白血球の約1/3を占めています。
頻出論点です。
「登録販売者の「人体の働きと医薬品(人体)」の白血球の憶え方とまとめ」も一読願います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「血小板は血管の損傷部位に粘着、凝集して傷口を覆い、このとき血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こる」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:小腸大腸・・・「ふつう」。
22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:血液・・・「ふつう」。
25問:腎臓・・・「ふつう」。
26問:目・・・「ふつう」。
27問:内耳・・・「ふつう」。
28問:鼻・・・「ふつう」。
29問:外皮系・・・「ふつう」。
30問:骨格系筋組織・・・「ふつう」。
31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問:交感神経系・・・「ふつう」。
33問:吸収代謝・・・「ふつう」。
34問:代謝排泄・・・「ふつう」。
35問:剤形・・・「ふつう」。
36問:全身副作用副作用・・・「ふつう」。
37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
39問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
40問:皮膚系副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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