本問は、胃腸鎮痛鎮痙薬についての問題です。生薬の選択肢が1つありますが、特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
1の「抗コリン成分の副作用として、散瞳による目のかすみや異常な眩しさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難等が現れることがある。」ですが、正しい記述です。
まさに、「抗コリン成分」の副作用の説明となっています。
よって、選択肢は、「正」と相なります。
2の「オキセサゼインは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期待して、配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「オキセサゼイン」は、「局所麻酔成分」で、麻酔作用による鎮痛鎮痙効果が期待されています。
よって、選択肢は、「正」と相なります。
なお、オキセサゼインは、「○○○が確認できない」ため、「妊婦は使用を避ける」ことになっています。先のリンク先でおさらいしておきましょう。
3の「パパベリン塩酸塩は、胃腸の痙攣を鎮める作用を示すほか、胃液分泌を抑える作用を示すとされている。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言うように、「パパベリン塩酸塩」は、胃腸の痙攣を鎮める作用を示します。
しかし、胃液分泌を抑える作用は、ありません。
よって、選択肢は、「誤」と相なります。
なお、「パパベリン塩酸塩」のキーワードは、「消化管の平滑筋に直接働いて」です。これも憶えておきましょう。
4の「鎮痛鎮痙作用を期待して、エンゴサク、シャクヤクが配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
鎮痙作用のある生薬に、「エンゴサク」や「シャクヤク」があります。
参考:エンゴサク‐「エ」の生薬
参考:シャクヤク
よって、選択肢は、「正」と相なります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、「3」と相なります。
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:かぜ及びかぜ薬・・・「ふつう」。
62問:風邪薬・・・「ふつう」。
63問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。
64問:めまい及び乗物酔い防止薬・・・「ふつう」。
65問:小児の疳及び小児鎮静薬・・・「難」。
66問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。
67問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)1・・・「ふつう」。
68問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)2・・・「難」。
69問:胃液分泌抑制作用・・・「ふつう」。
70問:健胃薬・・・「難」。
71問:整腸薬及び止瀉薬・・・「ふつう」。
72問:瀉下薬・・・「ふつう」。
73問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。
74問:駆虫薬・・・「ふつう」。
75問:心臓などの器官や血液に作用する薬・・・「難」。
76問:高コレステロール改善薬・・・「ふつう」。
77問:貧血用薬・・・「ふつう」。
78問:循環器用薬・・・「やや難」。
79問:痔疾用薬・・・「ふつう」。
80問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。
81問:女性ホルモン・・・「ふつう」。
82問:婦人薬・・・「難」。
83問:カンゾウを含む漢方処方製剤・・・「難」。
84問:アレルギー用薬・・・「ふつう」。
85問:アレルギーに用いられる漢方処方製剤・・・「難」。
86問:鼻炎薬・・・「ふつう」。
87問:眼科用薬1・・・「ふつう」。取れる問題。
88問:眼科用薬2・・・「ふつう」。
89問:抗菌作用・・・「ふつう」。
90問:ステロイド性抗炎症成分・・・「ふつう」。
91問:殺菌消毒薬・・・「ふつう」。
92問:毛髪用薬・・・「やや難」。
93問:歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。
94問:禁煙補助剤(咀嚼剤)・・・「ふつう」。
95問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。
96問:ビタミン成分・・・「ふつう」。
97問:生薬成分・・・「難」。
98問:殺虫剤・・・「ふつう」。
99問:尿糖・尿タンパク検査・・・「ふつう」。
100問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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