107問‐愛媛県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「使用しない‐基礎疾患等」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。

107問‐使用しない‐基礎疾患等

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「スクラルファート―透析療法を受けている人」ですが、正しい記述です。

 「スクラルファート」は、「透析療法を受けている人」は、「使用しない」となっています。

 参考:使用しない 基礎疾患

 これは、ド頻出なので、ガチ暗記です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「カフェイン―糖尿病」ですが、誤った記述です。

 「糖尿病」ではなく、「心臓病」です。

 「カフェイン」の定番論点なので、押えておきましょう。

 参考:使用しない 基礎疾患

 また、「カフェイン」ですが、「胃潰瘍」「胃酸過多」「アレルギー症状のある人」も、「使用しない」となっています。

 参考:使用しない アレルギー症状

 参考:使用しない 次の症状がある人

 「カフェイン」は、意外に要注意成分なので、シッカリ見ておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「インドメタシン―甲状腺機能障害」ですが、誤った記述です。

 「インドメタシン」が「使用しない」なのは、「ぜんそくを起こしたことがある人」です。

 「インドメタシン」は、要注意で、他にも使用しない論点等がありますが、まずは、最頻出の「ぜんそく」を押えておきましょう。

 参考:使用しない アレルギーの既往歴

 なお、選択肢の「甲状腺機能障害」で「使用しない」となる成分は、「プソイドエフェドリン塩酸塩」です。

 参考:使用しない 基礎疾患

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「芍薬甘草湯―心臓病」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「芍薬甘草湯 」は、「適正使用」で出てくる数少ない漢方処方製剤です。キッチリ押えておきましょう。

 参考:使用しない 基礎疾患

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:医薬品の保管及び取扱

 103問:使用期限

 104問:情報提供

 105問:安全対策

 106問:適正使用・安全対策

 107問:使用しない‐基礎疾患等

 108問:使用しない‐ステロイド性抗炎症成分

 109問:使用しない‐「出産予定日12週以内の妊婦

 110問:使用しない‐腸管粘膜

 111問:甲状腺機能亢進症

 112問:使用しない‐各論

 113問:運転操作をしない

 114問:医薬品成分と安全性情報

 115問:情報発信

 116問:副作用等の報告制度

 117問:救済制度

 118問:救済制度 給付

 119問:医薬品の安全対策

 120問:医薬品PLセンター

令和2年度 愛媛県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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